用語集

ブルーダイヤモンド

ブルーダイヤモンドとは、文字通り青色をしたダイヤモンドのことを指します。天然のブルーダイヤモンドは、希少価値の高いファンシーカラーダイヤモンドの中でも極めて希少なもので、滅多に産出されません。そのため、市場には、人工的に青を着色したものが多く出回っていますが、これらの着色ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドに比べて評価が低いものになります。

天然のブルーダイヤモンドは、ホウ素という元素を含んでいることによって、独特の青い輝きを放ち、魅惑的な美しさと存在感を持っています。しかし、ブルーダイヤモンドには、不幸を呼ぶ呪われた宝石「ホープダイヤモンド」と呼ばれるブルーダイヤモンドが存在するために、一般的に縁起物として祝い事の場面には、避ける方が良いといわれています。

ホープダイヤモンドとは、1600年代に発見された44.50カラットのブルーダイヤモンドのことで、ルイ14世、マリーアントワネットをはじめ、富豪の手に渡り、1800年代には、ヘンリー・フィリップ・ホープの宝石コレクションとして記録されていることから、後になって「ホープダイヤモンド」と呼ばれます。

このブルーダイヤモンドは、次々と持ち主を変えていきますが、その持ち主が立て続けに不慮の死や悲劇に見舞われたことから、魔力を秘めたいわくつきの呪いの宝石として、その名が広まりました。ニューヨークのダイヤモンド商ハリー・ウィンストンの手に渡った後に、1958年にワシントンのスミソニアン博物館に寄贈され、現在も展示されていますが、赤い燐光を放つ魅惑的なその輝きは、稀に見る美しさだといわれています。

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