用語集

エメラルドカット

エメラルドカットとは、ファンシーシェイプカットの一つで、真上から見たときの宝石が長方形のように見えるカッティング手法のことをいいます。50面体で構成されるカッティング方法で、アウトラインに沿って、平行にファセット(切子面)が配列していることから、ステップカットと呼ばれることもあります。

メレとして使用されることが多い長方形のバケットカットの四隅をカットし、厳密には八角形になるカッティング方法として、エメラルドカットが誕生しました。カットの名称からも分かるように、エメラルドの輝きを最も美しく引き出すための屈折率が計算されており、宝石の中でも特にエメラルドの代表的なカットとして知られています。このエメラルドという石は、クレオパトラに愛されたことでも有名な宝石です。

エメラルドカットは、16世紀以降に誕生したスタイルで、凛とした知的な印象を与えられるので、年を重ねても長く愛用できることが魅力とされています。カッティング自体は、宝石の輝きを重視するというよりも、伝統的なスタイルのジュエリーに多く利用されています。

このカットの最大の特徴となる大きな面は、輝きよりも宝石の色合いを引き立たせることに効果的で、大ぶりの半貴石に適しています。

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