用語集

ハートシェイプ(ハートシェイプカット)

ハートシェイプカットとは、ファンシーシェイプカットの一つで、真上から見たときの宝石がハート形になるようにカッティングする手法のことをいいます。ハートという形状には、ロマンチックな印象があり、女性の魅力を引き立たせる効果があります。

ハートシェイプカットは、65面体で構成され、58面体のラウンドブリリアントカットのように、評価の基準となるものは決められていませんが、一般的には、ハートの形状が左右対称で、縦横が同サイズになるカッティングが施されており、全体の厚さが外径に対して60%前後になるように構成されているものが良いカットと判断されます。また、カットした後のハートの形をより綺麗に見せるためには、宝石を留める爪の位置も重要になるといわれています。

カッティングの際に、より美しいハート形を生成しようとすると、無駄になってしまう部分が多く出るため、贅沢なカットができる原石は限られます。高度な技術が必要とされるカットなので、仕上がった宝石の希少価値は高くなります。

このハートシェイプは、ルビーなどの宝飾品のカットに多く用いられますが、ダイヤモンドであれば、元々の石の特長から甘くなりすぎない印象のジュエリーに仕上げることができます。単にハート形といっても、宝石の種類やそれぞれのカットの形状によって、可愛らしいものから大人の雰囲気を漂わせるものまで幅広くあり、ファッション性にも優れています。

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