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オーバルカット
オーバルカットとは、「オーバル」が楕円形を意味しており、真上から見たときの宝石が小判のような楕円形になるようにカッティングする手法のことをいいます。オーバルカットは、ファンシーシェイプカットの中でも、定番となるカッティング方法の一つですが、宝石の種類によっては、オーバルカットが施されている数が少ないものもあり、非常に珍しいものとして価値が高くなる場合があります。
57面体で構成されるオーバルカットは、効果的に光を屈折し、美しく光り輝くことができます。ラウンドブリリアントカットと比べると、緩やかな曲線を持っているので、より柔らかで優しい表情になる上、落ち着いた気品のある雰囲気を作り出します。
このカッティング方法は、縦横の比率の差が少ない場合は、正円に近づくため、ラウンドブリリアントカットとの違いが分かりにくくなります。逆に、縦が細長い場合には、弱々しく見えてしまうこともあり、縦横のバランス次第で印象が大きく異なってきます。宝石自体の品質よりも、仕上がりの形状のバランスと美しさが優先されることが多いカッティングで、宝石の中でも、ダイヤモンド以外のルビーやサファイヤなどの色石(カラーストーン)との相性が良いといわれています。




