結婚式で新郎新婦からゲストに贈られる引き出物。友人の結婚式に参加したことがある人は頂いたことがあるかもしれませんね。この引き出物には、どのような由来があるのでしょうか?また、同様に配られる引き菓子にはどんな意味があるのでしょうか?今回は、引き出物をはじめとした結婚式のギフトについてご紹介します。

■引き出物とは?
披露宴の出席者に配るギフトを引き出物といいます。これまでの人生を支えてくれたゲストへ心を込めて贈る記念品なので、形に残るものを贈りたいもの。縁起物や上質な食器をお贈りすることが多いのですが、最近は好きなものを選んでもらうためにカタログギフトを贈るカップルも多いようです。

また、沖縄や北海道では会費制の結婚式が多く、基本的には引き出物を用意しません。このように地方によって大きく価値観が変わるので、両家の親に事前に相談しておくのが良いでしょう。

■引き菓子とは?
引き出物と同じく、披露宴に出席してくれたゲストに贈るお菓子のこと。披露宴が終わった後に、ゲストが家族と一緒に食べるためのもので、昔は紅白まんじゅうや、バームクーヘンが主流でした。現在は、パン、かりんとう、クッキー、紅茶など様々。パッケージに新郎新婦の名前を入れるなどアレンジを加える場合は、早めにオーダーすると良いでしょう。

■しきたり品とは?
地方によっては、上記の2つ以外にかまぼこや赤飯などの縁起物や寝具などその地域ならではの贈り物をすることも。地域によって贈るものも予算も違うので、両家の親に相談しておくと良いでしょう。

■気になる予算は?
引き出物や引き菓子は、地域によって予算が大きく変わるもの。どのくらいの金額にするかは、親に相談するのが一番です。首都圏を一例としてあげると、引き出物が4,000円〜5,000円位、引き菓子が1,000円〜2,000円位です。

■引き出物の発注スケジュール
ギフト選びは、半年前〜3ヶ月前までに済ませておくと良いでしょう。披露宴を行う会場と提携しているギフトショップで選ぶ場合は良いのですが、外部のショップから持ち込む場合は、手数料が別途かかる場合もあるので確認しておきましょう。さらに、搬入や保管先、テーブルへの配置をどのようにするかも会場スタッフと相談しておきましょう。

■ゲストへの贈り分けのコツ
引き出物をゲストの年齢や関係性、個性に合わせて贈るのが引き出物の送り分けです。それぞれの好みに合わせて贈ることができるので、喜んでもらえることが多い方法です。

・関係性で変える方法
例えば、会社の上司と友人ではもらう金額も変わるもの。その金額に見合った引き出物を贈るという方法です。品数を増やすのも一つのアイデアです。

・年齢で変える方法
同じ同僚でも、若い同僚には洋食器、年上の同僚には和食器。という風にライフスタイルに合わせて贈る方法です。

・男女で変える方法
男性と女性では好みも違うもの。女性には、可愛い北欧風デザインのお皿。男性には機能的なデザインのマグカップなどを贈ると実用的で喜んでもらえるはずです。

・気をつけたいこと
贈り分けをしても同じラッピングに引き出物の箱の大きさが明らかに違うと、ゲストも「なぜこんなに違うのだろう」と不満を持ってしまう場合も。できるだけ、外からはわからないような配慮が必要です。箱の大きさを揃えたり、袋の大きさとデザインを同じにするなど、外からは違いがわからないようにしておきましょう。

・誰に贈るかきちんと仕分けを
引き出物を数種類用意する場合は、誰に何を渡すかをふたりで把握。会場の担当者に正確に伝えておきましょう。当日の席次表に指示を書き加えて、担当者に渡すと間違いがないでしょう。