婚約指輪(エンゲージリング)と一口に言っても、実にたくさんのデザインがあります。どんなデザインがあり、どんな特徴があるのかを知ることが、自分にぴったりの婚約指輪を選ぶ第一歩となります。

【婚約指輪の定番、ソリティアリング】
婚約指輪の定番といえるのが、一粒のダイヤモンドを飾ったソリティアリング。婚約指輪といわれて真っ先に思い浮かべるのがこのデザインですが、実はバリエーション豊富。アームのライン、アームの素材、ダイヤモンドの留め方によっても、雰囲気はかなり変わってきます。

定番中の定番といえるのが、ストレートラインの立て爪のプラチナリング。立て爪は光を多く取り込むことができ、ダイヤモンドを最も輝かせるデザインと言われています。その反面、引っ掛かりやすく、日常的に身に着ける際は少し配慮が必要です。

もう少し使いやすいソリティアリングをということであれば爪が低いもの、地金で宝石を縁取るようにして留めるベゼルセッティング(覆輪留め)、地金で左右から挟み込むはさみ留めのリングなどがよいでしょう。

また、アームのラインがS字やV字のものは、指輪長くほっそりと見せる効果があり、手が小さくてぽっちゃりとして人にお勧め。アームが太めのV字ラインは、全体的に指をほっそり見せるので大きな手の人にも似合います。アームの素材をゴールドやコンビ(プラチナとゴールドの2色)にすれば、プラチナとはまた異なる雰囲気になります。

【メレダイヤをあしらって華やかに】
最近人気があるのが、センターダイヤモンドの脇に小さなメレダイヤを1粒または数粒あしらったデザイン。あしらい方により愛らしい雰囲気にも、エレガントな雰囲気にもなります。
あしらうメレダイヤは無色透明のもののほか、ピンクやブルーなど色のついたダイヤを使用することもあります。ピンクダイヤをあしらったものはキュートなイメージに。ブルーダイヤは花嫁に幸せをもたらす「サムシングブルー」として求める人もいるようです。

なお、ソリティアリングと同様、アームのライン、アームの素材、ダイヤモンドの留め方などにさまざまなバリエーションがあります。

【ゴージャスな雰囲気が魅力のパヴェリング】
パヴェとはフランス語で石畳という意味。パヴェリングとはアームに石畳のようにメレダイヤモンドをちりばめたデザインのリングを言います。婚約指輪ではセンターダイヤモンドを配し、その周りにメレダイヤモンドをちりばめるわけですから、そのボリューム感とゴージャス感は目を見張るものがあります。

そのため年を重ねても違和感なく身に着けられるといえるでしょう。ただし、指が太くて短い場合は、横のラインを強調してしまうので、あまりお勧めできません。なお、アームのラインはストレートのものが多いのですが、アームの素材やダイヤモンドの留め方はさまざまです。

【日常使いもできるエタニティリング】
ダイヤモンドをアーム上に整然と並べたエタニティリングは、婚約指輪としても人気があります。ダイヤモンドを全周に配したフルエタニティリングと半周のみのハーフエタニティリングがあり、アームの太さやダイヤモンドの留め方によっても雰囲気が変わります。

婚約指輪らしい華やかさを重視するのであれば、ダイヤモンドの美しさが際立つ共有爪留めや4つ爪留めタイプがお勧め。ただし、日常的にも身に着けたいのであれば、爪なしのレール留めタイプの方が良いかもしれません。なお、エタニティリングは基本的にはストレートラインとなります。

バラエティに富んだ婚約指輪。見た目の雰囲気と実際に身に着けた時の雰囲気は意外に異なることが多いので、さまざまなデザイン試してみて、本当に自分に似合う婚約指輪を探しましょう。