ダイヤモンド付きの婚約指輪(エンゲージリング)を探そうと、雑誌やホームページなどを開いたときに、“カラット”という文字を目にしたことはありませんか?カラットは、ダイヤモンドをはじめ宝石の重さを表す単位です。

 

そこで今回は、ダイヤモンドのカラットについてご紹介します。人気のカラット数や自分に合ったカラット数の選び方についても解説しているので、ぜひご参考にしてください。

 

ダイヤモンドの「カラット」とは?

ダイヤモンドのカラットとは?人気のカラット数や選び方も解説_2

例えば「1カラットのダイヤモンド」と聞くと、大きさのことだと思いがちですが、実はカラットはダイヤモンドの大きさを示すものではなく、重量の単位です。一般的なラウンドブリリアントの場合、1カラットの重さは約0.20g、直径は約6.5mmになり、重量が上がるほどダイヤモンドの直径も大きくなります。そのため、カラットはダイヤモンドを購入する際に見た目で判断しやすい要素とも言えます。

 

なお、カラット数が大きいダイヤモンドほど採掘量が少なく、希少価値が高まります。

 

ダイヤモンドのカラットの歴史

カラットという言葉は、古代ギリシャ語で「イナゴ豆」を意味する「カロブ」が語源だと言われています。当時、イナゴ豆は少量の計測に用いられており、イナゴ豆一粒分の重さが、1カラット=約0.20gだったことに由来するそうです。

 

人気のカラット数は?

婚約指輪をサプライズで贈る場合、「どのカラット数のダイヤモンドを選べば良いのかわからない」という方もいるでしょう。その場合は、人気のカラット数を参考にするのも一案です。

 

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、もっとも人気のカラット数は0.2ct〜0.3ct、次に0.3ct〜0.4ctが選ばれているようです。

 

カラット数の選び方 

ダイヤモンドのカラットとは?人気のカラット数や選び方も解説_4

カラット数は、以下の点を考慮して選ぶ方法もあります。

 

婚約指輪を着用するシーンで選ぶ 

ダイヤモンドのカラット数選びで悩んだ場合は、婚約指輪の着用シーンを考慮するのもおすすめです。「婚約指輪を普段使いする」という方であれば、上述のような調査を参考にして一般的なカラットを選んでも良いですし、「フォーマルシーンで身に着けたい」という方であれば、華やかな装いを引き立ててくれる大ぶりのダイヤモンドを候補にされても良いかもしれません。

ダイヤモンドの品質基準である4Cには、カラット以外にも、カット、カラー、クラリティの要素があります。ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット以外の他3Cとのバランスを目で確かめながら、見た目の大きさや印象を店頭で体験することをおすすめします。

 

好みや手とのバランスで選ぶ 

ダイヤモンドのカラット数を選ぶ際は、好みや手とのバランスを考慮するのも選択の一助になりそうです。例えば手が小さい方が大ぶりのダイヤモンドの婚約指輪を身に着けた場合、バランスが合わず違和感を覚えるかもしれません。

一方で、手が大きい方が小ぶりのダイヤモンドの婚約指輪を身に着けると、物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。

カラット数選びで悩んだ際は、店舗で試着してご自分の指や手の特徴とダイヤモンドとのバランスを確かめるようにしましょう。

 

ダイヤモンドを大きく見せるデザイン

限られた予算の中で希望するカラット数のダイヤモンドの購入は難しい、と悩んでいる方もいるでしょう。そのような場合は、デザインにも注目してみましょう。デザインによってはダイヤモンドをより大きく見せる効果が得られます。

 

スリーストーン

ダイヤモンドを挟むように、サイドに小さなダイヤモンドを配置したデザインです。センターのダイヤモンドが引き立つうえに輝きも増すので、ダイヤモンドを大きく見せる効果があります。

 

取り巻きデザイン

ダイヤモンドを包むようにぐるりと小さなダイヤモンドで囲んだデザインです。華やかなうえにセンターダイヤモンドの存在感も増して指先をゴージャスに彩ります。

 

カラット以外にも着目したいダイヤモンドの品質

ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット以外にも着目することが大切です。

 

カラー

カラーは「ダイヤモンドの色」を表します。最高位のグレードはDカラーとなっており、黄色みを帯びていくにつれてグレードが下がります。

 

クラリティ

クラリティは「ダイヤモンドの透明度」を表します。ダイヤモンド表面の疵や欠け、内部の内包物によりグレードが決まり、ダイヤモンドの輝きに影響します。

 

カット

カットは、ダイヤモンドの評価基準(4C)のなかで唯一、人の手によってグレードが左右される要素です。カットはダイヤモンドの輝きに大きく影響するため、ダイヤモンドを選ぶ際はカットも重視することが大切です。

 

ラザール ダイヤモンドでは、輝きを生む要素であるカットにこだわり続け、かすかな光も大きな輝きに変えるアイディアルメイクと呼ばれるプロポーションを、1世紀以上にも亘り継承しています。アイディアルメイクはダイヤモンドの可能性を最大限に引き出し、白色と虹色がバランス良く反射・分散し、均衡のとれた輝きを放ちます。重さだけを優先したカットは、ダイヤモンドの底や側面から光が漏れ出し上面に向かってダイヤモンド本来の輝きを得ることができません。ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット数だけを確認するのではなく、カットにも着目しながら選ぶことが大切です。

 

良質な選び抜かれた原石だけを使用し、アイディアルメイクにカットされたダイヤモンド。丁寧な研磨を施した美しい虹色の輝きを店頭で体験してみてください。

 

4Cについてはこちら

 

ふたりの価値観に合うダイヤモンドを見つけて

婚約指輪はふたりが納得のいくものを選びたいもの。何を優先させたいか、ふたりで話し合って決めておくと良いでしょう。

存在感のあるダイヤモンドをお探しの場合でも、カラット数だけに着目するのではなく、華やかなデザインを選べばダイヤモンドの存在感やそこから受ける印象は変わってきます。また、ダイヤモンドは大ぶりのものが綺麗に輝くとは限りません。カラー・クラリティ・カットも確認しながらダイヤモンド本来の美しい輝きを店頭で体験して、ふたりの価値観に合うダイヤモンドを見つけてみてください。

ダイヤモンド付きの婚約指輪(エンゲージリング)を探そうと、雑誌やホームページなどを開いたときに、“カラット”という文字を目にしたことはありませんか?カラットは、ダイヤモンドをはじめ宝石の重さを表す単位です。

 

そこで今回は、ダイヤモンドのカラットについてご紹介します。人気のカラット数や自分に合ったカラット数の選び方についても解説しているので、ぜひご参考にしてください。

 

ダイヤモンドの「カラット」とは?

例えば「1カラットのダイヤモンド」と聞くと、大きさのことだと思いがちですが、実はカラットはダイヤモンドの大きさを示すものではなく、重量の単位です。一般的なラウンドブリリアントの場合、1カラットの重さは約0.20g、直径は約6.5mmになり、重量が上がるほどダイヤモンドの直径も大きくなります。そのため、カラットはダイヤモンドを購入する際に見た目で判断しやすい要素とも言えます。

 

なお、カラット数が大きいダイヤモンドほど採掘量が少なく、希少価値が高まります。

 

ダイヤモンドのカラットの歴史

カラットという言葉は、古代ギリシャ語で「イナゴ豆」を意味する「カロブ」が語源だと言われています。当時、イナゴ豆は少量の計測に用いられており、イナゴ豆一粒分の重さが、1カラット=約0.20gだったことに由来するそうです。

 

人気のカラット数は?

婚約指輪をサプライズで贈る場合、「どのカラット数のダイヤモンドを選べば良いのかわからない」という方もいるでしょう。その場合は、人気のカラット数を参考にするのも一案です。

 

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、もっとも人気のカラット数は0.2ct〜0.3ct、次に0.3ct〜0.4ctが選ばれているようです。

 

カラット数の選び方 

カラット数は、以下の点を考慮して選ぶ方法もあります。

 

婚約指輪を着用するシーンで選ぶ 

ダイヤモンドのカラット数選びで悩んだ場合は、婚約指輪の着用シーンを考慮するのもおすすめです。「婚約指輪を普段使いする」という方であれば、上述のような調査を参考にして一般的なカラットを選んでも良いですし、「フォーマルシーンで身に着けたい」という方であれば、華やかな装いを引き立ててくれる大ぶりのダイヤモンドを候補にされても良いかもしれません。

ダイヤモンドの品質基準である4Cには、カラット以外にも、カット、カラー、クラリティの要素があります。ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット以外の他3Cとのバランスを目で確かめながら、見た目の大きさや印象を店頭で体験することをおすすめします。

 

好みや手とのバランスで選ぶ 

ダイヤモンドのカラット数を選ぶ際は、好みや手とのバランスを考慮するのも選択の一助になりそうです。例えば手が小さい方が大ぶりのダイヤモンドの婚約指輪を身に着けた場合、バランスが合わず違和感を覚えるかもしれません。

一方で、手が大きい方が小ぶりのダイヤモンドの婚約指輪を身に着けると、物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。

カラット数選びで悩んだ際は、店舗で試着してご自分の指や手の特徴とダイヤモンドとのバランスを確かめるようにしましょう。

 

ダイヤモンドを大きく見せるデザイン

限られた予算の中で希望するカラット数のダイヤモンドの購入は難しい、と悩んでいる方もいるでしょう。そのような場合は、デザインにも注目してみましょう。デザインによってはダイヤモンドをより大きく見せる効果が得られます。

 

スリーストーン

ダイヤモンドを挟むように、サイドに小さなダイヤモンドを配置したデザインです。センターのダイヤモンドが引き立つうえに輝きも増すので、ダイヤモンドを大きく見せる効果があります。

 

取り巻きデザイン

ダイヤモンドを包むようにぐるりと小さなダイヤモンドで囲んだデザインです。華やかなうえにセンターダイヤモンドの存在感も増して指先をゴージャスに彩ります。

 

カラット以外にも着目したいダイヤモンドの品質

ダイヤモンドのカラットとは?人気のカラット数や選び方も解説_3

ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット以外にも着目することが大切です。

 

カラー

カラーは「ダイヤモンドの色」を表します。最高位のグレードはDカラーとなっており、黄色みを帯びていくにつれてグレードが下がります。

 

クラリティ

クラリティは「ダイヤモンドの透明度」を表します。ダイヤモンド表面の疵や欠け、内部の内包物によりグレードが決まり、ダイヤモンドの輝きに影響します。

 

カット

カットは、ダイヤモンドの評価基準(4C)のなかで唯一、人の手によってグレードが左右される要素です。カットはダイヤモンドの輝きに大きく影響するため、ダイヤモンドを選ぶ際はカットも重視することが大切です。

 

ラザール ダイヤモンドでは、輝きを生む要素であるカットにこだわり続け、かすかな光も大きな輝きに変えるアイディアルメイクと呼ばれるプロポーションを、1世紀以上にも亘り継承しています。アイディアルメイクはダイヤモンドの可能性を最大限に引き出し、白色と虹色がバランス良く反射・分散し、均衡のとれた輝きを放ちます。重さだけを優先したカットは、ダイヤモンドの底や側面から光が漏れ出し上面に向かってダイヤモンド本来の輝きを得ることができません。ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット数だけを確認するのではなく、カットにも着目しながら選ぶことが大切です。

 

良質な選び抜かれた原石だけを使用し、アイディアルメイクにカットされたダイヤモンド。丁寧な研磨を施した美しい虹色の輝きを店頭で体験してみてください。

 

4Cについてはこちら

 

ふたりの価値観に合うダイヤモンドを見つけて

婚約指輪はふたりが納得のいくものを選びたいもの。何を優先させたいか、ふたりで話し合って決めておくと良いでしょう。

存在感のあるダイヤモンドをお探しの場合でも、カラット数だけに着目するのではなく、華やかなデザインを選べばダイヤモンドの存在感やそこから受ける印象は変わってきます。また、ダイヤモンドは大ぶりのものが綺麗に輝くとは限りません。カラー・クラリティ・カットも確認しながらダイヤモンド本来の美しい輝きを店頭で体験して、ふたりの価値観に合うダイヤモンドを見つけてみてください。

更新日時:2024.02.28