結婚式の準備をしていて悩むのが主賓をどの方に依頼するか?ということ。目上の方に頼むのが一般的なので、間違ったマナーで失礼があったらと不安になりますよね。そこで、今回は依頼のタイミングやお礼の仕方まで配慮ある主賓へのマナーをご紹介します。
 

【そもそも主賓とは?】

結婚式の「主賓」とは、ゲストの中でもメインのお客様のことです。

ゲストを大勢呼ぶ結婚式の場合は会社の上司や恩師などお世話になった方にお願いします。複数人招待する場合は一番役職の高い方にお願いするのがマナーです。

 

一方、親族や友人中心の結婚式の場合は、親族の年長者にお願いすることが多いようです。

両家1名ずつ合計2名というケースが主流ですが、最近は二人がお世話になった方1名だけだったり、主賓なしというケースもあるのだそうです。

 

【どんなことをお願いするの?】

主賓にはスピーチや、乾杯の発声をお願いすることが多く、例えば、新郎の主賓にはスピーチ、新婦の主賓には乾杯を。と言うように分けてお願いするケースもあります。結婚式の規模によって様々なので、ウエディングプランナーさんと相談しながら決めていくと良いでしょう。

 

【お願いするタイミング&方法】

できる限り早いタイミングで、お願いしましょう。

上司や恩師の場合は、結婚の報告と同じタイミングで依頼するとスムーズです。

直接お願いに上がるのがマナーですが、遠方の場合は電話やお手紙などで連絡を取ります。メールやSNSでの連絡は避けましょう。

その後、ゲストに招待状を発送するタイミングで、主賓には祝辞依頼の付箋を同封し、手渡します。

 

【お礼はどんな風に?】

主賓としてスピーチをお願いする場合は、披露宴当日に「お礼」や「お車代」として1万円渡すのがマナー。

渡すタイミングは、主賓が来場して受付を済ませた後、招待した側の家の親がご挨拶を兼ねて渡すのがスマートです。袋の表書きも招待した側の家の苗字を書くのが一般的です。

 

【こんな心遣いが嬉しい】

スピーチを依頼された主賓は、どんな内容にしたら良いか悩むもの。そのため、話をしてほしいことを事前に伝えておくのも嬉しい心遣いです。

また「お越しいただくだけでもありがたいのに、さらにお願いして恐縮です」と、一言添えておくと感謝の気持ちが伝わるでしょう。

 

【挙式後にもお礼を】

主賓をお願いした方には、挙式後1週間以内にお礼状を送り感謝の気持ちを伝えると◎

挙式後すぐにハネムーンに出かけた場合は、お土産も一緒に持ってご挨拶に伺いましょう。

 

主賓は会社の上司や学生時代の恩師、親戚などに頼むのが一般的。結婚式の日程が決まったら、早めにお願いに伺いましょう。

当日は親にお願いしてお礼を渡してもらえば安心。挙式後のお礼も忘れずに。

ここまでしっかりやり遂げられたら主賓の方にも「しっかりした夫婦だな」と認めてもらえることでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

更新日時:2020.12.10