ふたりの結婚の証に購入したリング。この大切な宝物に傷がついたらがっかりして、気分も落ち込んでしまいますよね。そこで今回は、シチュエーション別に考えられる指輪のトラブルと気をつけたいこと、メンテナンスの方法まで詳しくご紹介します。

 

婚約指輪(エンゲージリング)

エンゲージリングの場合、最も大きなトラブルはダイヤモンドが落ちてしまうこと。

ダイヤを支える爪がゆがみ、折れてしまうことが原因として考えられます。

 

床に置いた重い荷物を持ち上げたら

指輪をしたまま重い物を持つと指輪が歪んでしまうことがあります。それが引き金となり、ダイヤモンドを支える爪がゆるみ、ダイヤモンドがグラグラに。最悪の場合は爪が折れてしまいダイヤモンドが落ちてしまうことも。

 

硬い金属製の取っ手を握ったら

スーツケースや重いドアのノブなど、金属製の取っ手を強く握ってもリングが歪む原因になります。また金属同士がこすれ合って小傷が増えてしまい、色もくすんでしまいます。

 

ニットを着ていたら

ローゲージのざっくりニットや繊細なモヘアのニット。知らないうちに指輪の爪が引っかかってしまい、爪がゆるんでダイヤモンドが不安定に。放っておくとダイヤモンドが落ちてしまう原因になります。

 

結婚指輪(マリッジリング)

マリッジリングは毎日着ける人が多いリングです。そのため、家事や入浴など日常の様々なシーンでトラブルが起きやすいと言えます。エンゲージリングと同様、歪みや小傷のほか、家事で使う洗剤によるくすみや変色なども起こります。

 

お皿を洗っていたら

お皿を洗っている時に金属製のフォークやナイフが指輪に当たると小傷の原因になってしまいます。また、皿洗い洗剤にも要注意。洗剤の性質は中性か弱アルカリ性のことが多いのですが、弱アルカリ性の場合、金属によっては傷んでしまう場合もあるのだそう。

 

お風呂に入っている時に

気持ちが安らぐバスタイム。リラックスするために湯船に入浴剤を入れることも多いのではないでしょうか?入浴剤の成分に硫黄が入っていたら、指輪の素材である金属が変色する可能性が。

 

朝のメイクをしていたら

メイクに使うクリームやファンデーション。指輪に付着してそのままにしておくと、くすみの原因になってしまいます。

 

指輪を大切に扱うコツ

指輪は、上記のように様々な原因で傷んでしまいます。大切に長く使うためには以下の事に気をつけると良いでしょう。

 

必要ないときは外す

エンゲージリングもマリッジリングも、必要のないときは外す習慣を着けましょう。ただし、紛失を防ぐため置く場所は決めておくと良いでしょう。リングピローや引き出しの中など、専用の場所をつくると◎

 

お家でできる簡単ケア

くすみやちょっとした小傷はお家でメンテナンス可能。メガネ拭きなどの柔らかな布で磨きます。汚れが目立たないうちはカラ拭きで十分ですが、汚れが気になるときは水で洗った後に柔らかい布で拭きましょう。

ただし、パールなど水に弱い宝石付きのリングは水洗いができないので注意。詳しくは購入店に問い合わせてみて下さい。

 

プロのメンテナンスにお任せ

ダイヤがこぼれてしまった場合や爪が折れている、歪みがひどいなどはプロにお任せしましょう。購入したショップに持ち込めば対応してくれるはずです。ラザール ダイヤモンドなら、アフターサービスも充実。クリーニングや歪み直しなどにも対応してくれるので安心です。

更新日時:2020.12.09