プロポーズは、人生においてかけがえのない瞬間。
その特別な場面で贈られる「プロポーズリング」は、ふたりの未来を形にする象徴的な存在です。
近年では、仮のプロポーズリングを贈り、後から本格的な婚約指輪を選ぶというスタイルも広まりつつあり、プロポーズリングという言葉が指す意味も少しずつ多様化しています。
一方で、長く身につけることを前提に、本物の婚約指輪を選んで贈るという考え方も、変わらず根強く支持されています。
本記事では、「プロポーズリング」という言葉の背景に触れながら、婚約指輪を贈る意味や、ダイヤモンドに込められた想いについて紐解いていきます。
これからプロポーズを考えている方にとって、指輪選びのヒントとなる内容をお届けします。
プロポーズリングとは
プロポーズの場面で贈られる「プロポーズリング」という言葉には、2つの異なる意味があります。
婚約指輪としてのプロポーズリング
最も一般的な意味で、結婚の意志を伝える「プロポーズ」の場面で贈られる指輪のことです。一般的には「婚約指輪(エンゲージリング)」と呼ばれ、将来の結婚の約束を形にしたものとして贈られます。
仮の指輪(プロポーズ専用リング)としてのプロポーズリング
指のサイズや好みがわからないなどの理由から、一時的に使う“仮リング”を指す場合もあります。後から一緒に本物の婚約指輪を選ぶというスタイルです。
プロポーズの方法が多様化するなかで、どちらのスタイルも選ばれるようになっていますが、この記事では「プロポーズ=婚約指輪を贈る」という本来の意味に立ち返って考えてみます。
婚約指輪を贈る意味
婚約指輪は単なる贈り物ではありません。人生の大きな節目を形にし、パートナーとの未来を誓う“象徴”として、多くの意味が込められています。この章では、婚約指輪を贈ることにどのような価値があるのかを紐解いていきます。
「結婚の決意」を形にする
「あなたと人生を歩んでいきたい」という決意を、確かな形で伝える手段。それが婚約指輪です。
リングは目に見える“約束”として、日々の中でパートナーの心を温め続けます。
社会的な「婚約の証」
婚約指輪は二人だけのものではなく、家族・友人・職場など、周囲への結婚の意思表示でもあります。特にフォーマルな場において、信頼や安心感をもたらす象徴的な存在です。
パートナーへの「敬意」と「感謝」
婚約指輪は、相手の人生に対する尊敬や感謝の気持ちを込めて贈られるものでもあります。単なる儀式的なものではなく、「これまでありがとう」「これからも一緒に歩んでいこう」という気持ちを伝える贈り物として、婚約指輪はこれ以上ない選択肢となります。
婚約指輪でダイヤモンドを贈る意味
数ある宝石の中でも、婚約指輪といえばダイヤモンド。
その選ばれ続けてきた理由には、見た目の美しさだけでなく、深い象徴性と歴史があります。
ここでは、ダイヤモンドという宝石に託された想いを探ってみましょう。
永遠の愛を象徴する宝石
ダイヤモンドは「永遠の絆」「壊れない愛」を象徴する宝石として、婚約指輪に選ばれ続けてきました。ダイヤモンドは地球上に天然で存在する最も硬い鉱物として知られ、不変であるその性質から「永遠に変わらない愛」を象徴しているのです。
透明な輝きに込めた純粋な想い
ダイヤモンドの透明な輝きは、「純粋な心」「真実の愛」の象徴とも言われます。何の濁りもない美しさは、パートナーへの誠実な気持ち、純粋な愛情を伝えるのにふさわしい宝石です。
伝統と格式のある贈り物
婚約指輪にダイヤモンドが贈られるようになったの15世紀頃のことといわれています。長い間、ダイヤモンドは王族貴族など裕福な人々のものでしかありませんでしたが、19世紀末には一般の人々にも広まってきました。20世紀には「ダイヤモンドは永遠の輝き」という有名な広告コピーによって世界中に広まり、現在では多くの国で婚約指輪=ダイヤモンドという価値観が根付いています。
仮リングではなく本物を贈るという選択肢
プロポーズのスタイルが多様化する今、仮のリングを用いる方法も選択肢のひとつとなっています。
その一方で、“最初から本物の婚約指輪を贈る”という行為には、揺るぎない想いと特別な意味が込められています。ここでは、本物を贈ることの魅力とその背景に触れてみたいと思います。
想いをダイレクトに伝える
本物の指輪を用意することで、「あなたのために真剣に選んだ」という気持ちがしっかり伝わります。言葉ではなく行動で想いを表現する、心に残る方法のひとつです。
その瞬間を一生の記憶に
プロポーズは何度もあるものではありません。だからこそ、その瞬間に贈られた指輪が“本物”であることが、より強い記憶として残ります。
ブランドによってはサポートも充実
本物を贈ることに不安がある方にとって、サイズ調整やデザインの変更などのアフターサービスがあるブランドを選ぶことで、その不安は軽減できます。
プロポーズにおすすめのラザール ダイヤモンドの婚約指輪
ここでは、プロポーズにおすすめのラザール ダイヤモンドの婚約指輪をご紹介します。
REVERENCE(レヴァランス)
「REVERENCE(レヴァランス)」
まばゆく清楚な輝きをたたえた、美しさを極めた婚約指輪です。白バラの蕾がほころぶ姿をモチーフにした優雅なデザインで、ラザール ダイヤモンドの本拠地・ニューヨークを象徴する花言葉「深い尊敬」にちなんだ名を冠しています。繊細な透かしが施された高めのシャトンが光を集め、ダイヤモンドの純粋な輝きを一層引き立てます。
WILL(ウィル)
「WILL(ウィル)」
ダイヤモンドを4本の爪で高く持ち上げた、スタイリッシュな横顔が特徴のストレートリングです。シャトンの隙間から光を取り込み、アームに敷き詰められたメレダイヤモンドとともに、上品でオーセンティックな輝きを放ちます。最愛の人との未来への決意を薬指に宿す婚約指輪です。
COOPER'S(クーパーズ)
「COOPER'S(クーパーズ)」
光あふれる波間に永遠の愛を託した魅惑の婚約指輪です。全米屈指のリゾート「クーパーズ・ビーチ」をイメージした繊細でシャープなウェーブラインが、なめらかな着け心地を実現。深い切り込みを施した台座が光をたっぷりと取り込み、厳選されたダイヤモンドを鮮やかに輝かせる逸品となっています。大切な想いを美しく映し出すリングと言えます。
LA GUARDIA(ラガーディア)
「LA GUARDIA(ラガーディア)」
永く愛される定番のリングを、メレダイヤモンドでフェミニンに演出。V字ラインは、ニューヨークのラガーディア空港の滑走路をイメージし、シャープなデザインが未来へ羽ばたくおふたりの姿を象徴しています。洗練されたフォルムと繊細な輝きが調和し、永遠の愛を美しく表現する婚約指輪です。
St.PATRICK 28(セントパトリック28)
「St.PATRICK 28(セントパトリック28)」
華やかな取り巻きとラインメレのアームが織りなす、美しい光に満ちた婚約指輪です。歴史あるゴシック様式の大聖堂の名にふさわしい、ゴージャスでクラシックな佇まいが魅力。中石の座には荘厳なステンドグラスから着想を得た格子模様の透かしが施され、豊かな光を集めます。格式高いダイヤモンドの輝きを存分に楽しめる逸品です。
ラザール ダイヤモンドの婚約指輪一覧はこちら
まとめ
プロポーズリングは、ただの贈り物ではなく、人生の新たな章の始まりを告げる大切なアイテムです。
仮リングという選択肢もある一方で、最初から本物を贈ることで、想いの強さや誠実さがより深く伝わるという価値があります。
「本物を贈る」ことに意味を見出すなら、自分の気持ちを丁寧に形にできる一本を、ぜひじっくりと選んでみてください。その指輪は、ふたりの未来を照らす小さな光となって、きっと永く愛されることでしょう。
ラザール ダイヤモンドでは、ご購入前からプロポーズ後まで、きめ細やかなサービスをご用意しています。ぜひプロポーズをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
プロポーズをお考えの方へ
更新日時:2025.08.28