結婚をする際にはさまざまな手続きや届け出が必要になります。婚姻届がその最たるものですが、他にも忘れてはならない手続き・届け出がたくさん。この記事では、結婚の際に必要な手続きや届け出についてご紹介します。

【婚姻届】
結婚は婚姻届を提出することによって正式に認められます。婚姻届を提出するには、まず婚姻届の用紙を入手するとこらから始めましょう。これは全国どこの役所でももらえます。また、本籍地以外の役所に届け出る場合は、戸籍謄本が必要となりますので、その場合は早めに取り寄せておきます。

婚姻届けには2名の証人に署名捺印をしてもらう必要がありますので、これもあらかじめ手配を。証人は20歳以上であれば誰でもOKですが、両家の親や恩師などにお願いすることが多いようです。

漏れなく記入できたら、役所に届け出ます。提出するのは結婚前の本籍地か新しい本籍地、あるいは所在地の役所となっており、つまりはどこでもOKです。365日、24時間受け付けてくれますが(一部の出張所を除く)、窓口が開いている時間に届けるとその場で内容を確認してくれ、受理してくれるので安心です。届け出の際は婚姻届や戸籍謄本のほか、本人確認書類や印鑑を持参することをお忘れなく。

【結婚指輪】
結婚指輪は結婚届を出すタイミングまでに用意しておきたいもの。結婚式に合わせて用意するカップルもいますが、最近では結婚式よりも先に入籍をするケースが増えてきています。そんな場合は、入籍のタイミングから結婚指輪があると、結婚の証として実感が沸くのでお勧めです。

【引っ越しにまつわる届け出】
結婚に合わせて引っ越しをする人は、それに伴う手続き・届け出も必要となります。転居の際には現住所の役所に転居届を提出。その後、引っ越しが完了したら、新住所の役所に転入届を提出します。この際には転居届を提出した際に発行される転出証明書が必要となります。

引っ越しに際して、ライフライン関係の手続きもお忘れなく。電気と水道は電話やネットを通じての連絡だけでOKですが、ガスは開栓時の立ち会いが必要となりますので、事前に工事日を予約します。インターネットや電話、ケーブルテレビなどの手続きも同時に行います。

郵便物は郵便局に転居届を提出します。転居届を出しておくと、旧住所あての郵便物を新住所に無料で転送してくれます。期間は1年。

なお、手続き・届け出を効率的に行うには、婚姻届の提出と引っ越しをほぼ同じタイミングで行うのがお勧め。婚姻届と転入届を同日に提出する場合は、婚姻届けを先に提出し、その後、転入届を提出するようにします。

【氏名や住所が変わったことで発生する手続き・届け出】
婚姻届提出と引っ越しで氏名と住所が変わったら、氏名と住所の変更届を提出します。運転免許証を持っている人は、最初に運転免許証の変更手続きを行います。運転免許証は本人確認書類となりますので、その後の手続き・届け出がスムーズに進みます。なお、氏名と住所の変更をする必要があるものは、運転免許証のほか、パスポート、銀行口座、クレジットカード、生命保険・損害保険、マイナンバーカード(通知カード)、国民健康保険・国民年金などです。

気を付けなくてはならないのがパスポートです。航空チケットの氏名とパスポートの氏名が異なっていると、飛行機には搭乗できませんので、婚姻届提出日と新婚旅行の日程が近接している場合は、氏名が異なることのないように注意しましょう。また、銀行口座とクレジットカードの名義が異なっていると、支払金が引き落とせなくなるといったトラブルも発生するので、氏名と住所の変更は一度にまとめて行うことをお勧めします。

【仕事に関する手続き・届け出】
企業などに勤めている人は、職場の規定に従って結婚届を提出します。一方、結婚を機に退職する人は、退職希望日の6〜3カ月前には上司にその旨を伝え、退職願を提出します。退職後、別の会社に転職する場合は失業給付の手続きを。退職後、就職せずに配偶者の扶養に入る場合は、配偶者の勤務先で扶養の手続きをします。

以上がざっと結婚の際に必要となる手続き・届け出となります。人により行わなければならない手続き・届け出が異なりますので、自分にはどんなものが必要なのかをしっかり把握して、漏れがないようにしたいものです。