結婚指輪は毎日身に着けるものだけに、ダイヤモンドに傷が付いたり外れたりしないかどうか、心配になる人も多いことでしょう。最近はダイヤモンドがあしらわれた結婚指輪が人気です。ここでは、ダイヤモンドに傷が付きにくい結婚指輪のデザインをはじめ、日々の身に着け方やお手入れ方法などもご紹介します。

【そもそもダイヤモンドに傷は付くの?】
ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物といわれます。ひっかいた時の傷の付きにくさを表す尺度であるモース硬度の値は10となっていて、これはダイヤモンドにはダイヤモンドでしか傷を付けられないということになります。

ダイヤモンドは傷が付きにくい宝石といえますが、だからといって乱暴に扱ってもいいというわけではありません。ダイヤモンドには劈開(へきかい)性という性質があり、ある一定の方向から強い衝撃が加わると、傷が付いたり、欠けたり、割れたりすることがあります。

【ダイヤモンドの留め方に注目しよう】
日常的に身に着ける結婚指輪。日常生活では重いものを持ったり、何かに手をぶつけたりしてしまうこともあるでしょう。そんな日々の積み重ねで、結婚指輪のデザインによってはダイヤモンドに傷が付いたり、欠けたり、外れてしまったりすることもないとは言えません。

ダイヤモンドへの負担を心配するのであれば、結婚指輪選びの際にはダイヤモンドの留め方に注目してみましょう。婚約指輪でよく見られる爪留めはダイヤモンドの美しさを際立たせる留め方ですが、傷の付きにくさという観点で選ぶのなら彫り留めや覆輪(ふくりん)留めなどがお勧めです。

彫り留めとはリング部分に穴を空けて宝石をセットし、小さな爪で留める方法。覆輪留め(ベゼルセッティング)は金属で宝石をぐるりと囲んで留める方法。さらに、リング部分に溝を作り、左右から宝石を挟み込んで留めるはさみ留め(テンションセッティング)もあります。いずれもダイヤモンドの引っ掛かりがなく、日常的に身に着けていてもダイヤモンドの傷や欠け、外れなどの可能性は低い留め方といえます。

【エタニティリングを結婚指輪にするのなら】
最近はエタニティリングを結婚指輪とする人も多いようです。エタニティリングも爪の留め方にはさまざまな方法があります。日常的に身に着けるのであれば、レールのような枠でダイヤモンドを留めるレール留めのものがお勧め。すっきりとシャープな雰囲気に仕上がりますので、普段のファッションとの相性も良いのが魅力です。

【結婚指輪を美しく保つ方法】
結婚の記念に愛を込めてふたりで交換する結婚指輪ですから、ずっと長く美しく保ちたいもの。そのためには、日々の身に着け方にもちょっとした工夫を。炊事や掃除などの際には、指輪を外したり手袋をしたり指輪を傷から守りましょう。また、重いものを持つなど力仕事をする時も、指輪は外した方が良いでしょう。

普段のお手入れも大切。汚れが気になってきたら柔らかい布で拭くだけでもきれいになります。また、ダイヤモンドや金属の輝きが鈍くなったと感じたら、水洗いするのもお勧め。中性洗剤を溶かした水に浸け、柔らかいブラシなどでこすり、水ですすいで拭けば輝きが甦るはずです。

自宅でのお手入れの際は、指輪がゆがんでいないか、ダイヤモンドが外れそうになっていないかなどをチェックして。異変に気付いたら、購入ショップへ持っていき、点検してもらうことをお勧めします。なお、万が一ダイヤモンドが外れてしまった場合も、慌てずに購入店に相談してみるといいでしょう。

ふたりの記念の結婚指輪。いつでも大切に末長く愛用してくださいね。