婚約指輪や結婚指輪に留める宝石として人気の「ダイヤモンド」。このダイヤモンドには、どのような石言葉が秘められているのかご存じでしょうか。石言葉とは、花言葉と同じように宝石に込められた意味や祈りのことで、ダイヤモンドはカラーによっても石言葉が変わります。それぞれの石言葉を知って、ふたりの願いが込められたダイヤモンドを婚約指輪や結婚指輪に取り入れるのも一案です。

今回は、ダイヤモンドに秘められた石言葉をご紹介します。また、ダイヤモンドを選ぶ際に重視したい4Cについても解説しているので、ぜひご参考にしてください。

 

ダイヤモンドに秘められた石言葉

婚約指輪に留める宝石に、ダイヤモンドを選ぶ方がほとんどです。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、婚約指輪を購入した人のうち、95.2%がダイヤモンドを選んでおり、圧倒的な人気を誇っていることが分かります(全国(推計値))。また、結婚指輪を購入した女性の約8割が宝石ありを選んでおり、このうちダイヤモンドを選んだ方が76.3%、次いでサファイアが2.1%、ルビーを選んだ方が1.4%となっています。

上記のデータから、ダイヤモンドは婚約指輪や結婚指輪といった特別な指輪にもっとも選ばれている宝石と言えます。では、ダイヤモンドにはどのような石言葉があるのでしょうか。

ダイヤモンドの代表的な石言葉には「永遠の絆」「強い絆を結ぶ」「変わらぬ愛」「純愛」「不変」「純潔」などが挙げられます。

ダイヤモンドは、宝飾用の石の中ではもっとも硬いと言われていることから、「固い絆」「永遠の絆」などの意味を持ちます。このため、ダイヤモンドを留めた婚約指輪や結婚指輪を贈ることで、「永遠の絆や変わらぬ愛を誓う」という意味を込めることができます。

このように、ダイヤモンドにはブライダルにふさわしい石言葉がたくさん秘められているため、婚約指輪や結婚指輪に最適な宝石と言えます。

カラーダイヤモンドの石言葉

ダイヤモンドは無色透明のものが有名ですが、色の付いたカラーダイヤモンドもあります。バラの花言葉が色によって変わるのと同じように、ダイヤモンドもカラーによって秘められた石言葉が変わります。そのため、ふたりの願いやお互いのイメージに合った石言葉からカラーを選ぶのも良いでしょう。

それぞれの石言葉は以下の通りです。

カラーダイヤモンドの種類 石言葉
ピンクダイヤモンド 「完全無欠の愛」「可憐」「優美」
ブルーダイヤモンド 「絆を深める」「永遠の幸せ」「幸運を願う」「万能」
イエローダイヤモンド 「富」「自信」「権力」
ブラウンダイヤモンド 「カリスマ性」「威厳」「生命力」「心身健康」
グリーンダイヤモンド 「恵み」「安らぎと健康」「落ち着き」「平穏」
ブラックダイヤモンド 「不屈」「誕生」「願望」「成功」
レッドダイヤモンド 「永遠の命」
パープルダイヤモンド 「華やかさ」「愛情」
オレンジダイヤモンド 「心の調和」
グレーダイヤモンド 「あるがまま」「強さ」

 

ダイヤモンドを選ぶ際は「4C」をチェック

ダイヤモンドに込められた石言葉とは?プレゼントにおすすめのシーンもご紹介_1

ダイヤモンドを選ぶ際は、「4C」についても知っておくのがおすすめです。

カラット(Carat)

カラットはダイヤモンドの「重さ」のことで、1カラットの重さは約0.20gです。

重さが重くなるほどダイヤモンドのサイズも必然的に大きくなります。その理由により、カラットはダイヤモンドを購入する際に見た目で判断しやすい要素と言えるでしょう。

一般的なラウンドブリリアントの平均値は、0.2カラットで約3.72mm、0.3カラットで約4.30mm、0.5カラットで約5.09mmと大きくなっていきます。同じカラット数でもシェイプが違うと大きさが異なって見えるため、その点は念頭に置いておきましょう。

「大きければ良い」というわけでなく、カラット数によって印象が異なるため、指輪を試着して指とのバランスや好みで選ぶことをおすすめします。

カラー(Color)

カラーは、ダイヤモンドの「色」を表します。ダイヤモンドはカラーダイヤモンドを除き、無色透明なほどグレードが高いとされています。カラーのグレードは以下の通りです。

D~F G~J K~M N~R S~Z
無色 ほぼ無色 わずかな黄色 非常に薄い黄色 薄い黄色

最高位はDカラーとなっており、グレードが下がるにつれて黄色みを帯びていきます。ダイヤモンドを購入する際は、カラーにも着目しましょう。

クラリティ(Clarity)

クラリティは、ダイヤモンドの「透明度」を表します。ダイヤモンド表面の疵や欠けと内部にある内包物により、グレードが決定します。クラリティのグレードは以下の通りです。

FL、IF VVS1、VVS2 VS1、VS2 SI1、SI2 I1、 I2、I3
内部無欠点 ごくごくわずかな内包物 ごくわずかな内包物 わずかな内包物 顕著な内包物

もっともグレードの高いFLは「Flawless(フローレス)」と呼ばれ、10倍の倍率でダイヤモンド表面の疵や欠け、内部にある内包物が見られない状態を指します。そのため、希少価値が高いのが特徴です。

一方で、「Included(インクルーデッド)」と呼ばれるI1、I2、I3は、10倍の倍率で容易に内包物が確認できます。

クラリティはダイヤモンドの輝きに影響します。婚約指輪のダイヤモンドはほかの4C要素とのバランスを見ながらお好みの透明度を選ぶのがおすすめです。

カット(Cut)

カットは4Cの中で唯一、人の手が加えられる要素となっており、「プロポーション」「ポリッシュ」「シンメトリー」の総合評価によってグレードが決まります。カットのグレードは以下の通り 、EXCELLENTからPOORまで5つのグレードがあります。

EXCELLENT VERY GOOD GOOD FAIR POOR

カットは、ダイヤモンドの輝きを左右する要素です。

ラザール ダイヤモンドでは、「アイディアルメイク」と呼ばれるプロポーションのダイヤモンドを使用しています。アイディアルメイクとは、数学者のマルセル・トルコフスキーが考案した数学的理論に基づき、ブランド創始者ラザール・キャプランによって理想的な角度と比率にカットされたプロポーションのことです。

ダイヤモンドの内側に入った光が反射して外部に放たれる白色光「ブリリアンシー」、虹色の分散光「ファイア」、ファセット表面が反射するキラキラとした光のパターン「シンチレーション」が最適なバランスを生み出すようにカットされています。原石から最大限の輝きを引き出し、七色に眩しく輝くダイヤモンドに仕上がっているのが特徴です。

カットはダイヤモンドの輝きに大きく影響するため、ダイヤモンドを選ぶ際はカットを重視することをおすすめします。

4Cについてはこちら

 

ダイヤモンドを贈る主な場面

ダイヤモンドに込められた石言葉とは?プレゼントにおすすめのシーンもご紹介_2

ダイヤモンドは高価なイメージが強く、ダイヤモンドを贈る機会は少ないと思っている方もいるでしょう。

しかし、次のような場面の贈り物にも、ダイヤモンドはぴったりと言えます。

プロポーズ時

プロポーズをする際にダイヤモンドをあしらった婚約指輪をサプライズで贈るのも、定番のシチュエーションです。箱を開けて指輪を差し出す王道のプロポーズに憧れている方もいるでしょう。上記でもお伝えした通り、婚約指輪を購入した人の9割以上がダイヤモンドを留めた婚約指輪を選んでいます。まばゆい光を放つダイヤモンドの婚約指輪は、ふたりの大切な瞬間をよりロマンチックで特別なものにしてくれるため、プロポーズに最適な宝石と言えます。

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結婚指輪の購入時

上記でもお伝えしたように、結婚指輪の宝石にも、圧倒的に選ばれているのがダイヤモンドです。結婚指輪は日常的に長く身に着けるものですが、そこにダイヤモンドをあしらうことで手元がいつでも華やかになります。婚約指輪を贈らない代わりに、結婚指輪にダイヤモンドを取り入れたいというカップルも少なくありません。ダイヤモンドの留め方や数、大きさによってデザインのバリエーションも豊富になるため、結婚指輪を選ぶ際も、ダイヤモンドのある指輪を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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出産時

赤ちゃんが生まれた記念に贈るジュエリーとして、「ベビーリング」があります。ベビーリングは、赤ちゃんの誕生の記念に、健やかな成長を願って贈るヨーロッパで生まれた文化です。

子どもが小さいうちはママがネックレスなどにしてベビーリングを身に着け、大人になってから改めて子どもにプレゼントするのが一般的です。親から子へ受け継がれるベビーリングにダイヤモンドがあしらわれると、資産としての価値も高まります。そのため、出産時の贈り物にもダイヤモンドはおすすめと言えます。ベビーリング以外でも、出産を頑張ったママへのご褒美として、パパからダイヤモンドのジュエリーを贈るのも一案です。

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誕生日

4月の誕生石でもあるダイヤモンドは、誕生日の贈り物にもぴったりと言えます。例えば一粒ダイヤモンドのネックレスは、年齢やファッション、シーンを問わず身に着けられるため、どんな方にも贈りやすいプレゼントです。

ラザール ダイヤモンドでは、ダイヤモンドそのものに、オリジナルメッセージをレーザー刻印できる「MESSAGE IN DIAMOND」のオプションサービスを提供しています。ふたりだけのメッセージや記念日を刻むことで、よりいっそう特別なプレゼントにすることができます。

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結婚60年目

ダイヤモンドは、結婚60年目の「ダイヤモンド婚式」の贈り物にもおすすめです。ダイヤモンド婚式は半世紀以上もの間寄り添ったふたりが「ダイヤモンドのように固い絆で結ばれている」ことから、その名がつけられたと言われています。ふたりの長寿と繁栄を願って、ご両親が結婚60年目を迎えたときにダイヤモンドをプレゼントするのも良いでしょう。

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まとめ

ダイヤモンドの代表的な石言葉には、「永遠の絆」「強い絆を結ぶ」「変わらぬ愛」「純愛」「不変」「純潔」などがあり、カラーダイヤモンドはそれぞれ違う石言葉を持ちます。婚約指輪や結婚指輪の宝石には、ふたりに合った石言葉のダイヤモンドを選んでみてはいかがでしょうか。

また、ダイヤモンドは婚約指輪や結婚指輪だけでなく、出産時やお誕生日などの贈り物にも適しています。特別な日のプレゼントとして、ぜひダイヤモンドを贈ってみてはいかがでしょうか。

更新日時:2025.04.30