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企業の社会的責任について

1903年の設立以来、ラザール・キャプラン・インターナショナル社(以下、LKI社)は世界中のダイヤモンドカッティング業界を牽引するリーダーとして責務の一端を担ってきました。全てのラザール ダイヤモンドは「光沢」「きらめき」「輝き」をダイヤモンドから引き出すように最良のバランスでカットされていますが、同様にLKI社は業界内でも高い倫理・職業上の基準を設定し、遵守してきました。LKI社は自社に厳格な情報開示およびコンプライアンス義務を架し、倫理規範を推進するため、ダイヤモンド業界で主導的役割を果たし、関係各国と強いパートナーシップを築くため、目に見える利益を現地にもたらす方策・事業を目指しています。LKI社の一貫した地元コミュニティーへのコミットメントは、業界の内外を問わずパートナーとの長期的関係を重視する経営哲学を反映しています。

優れたコーポレートガバナンス

全ての取引関係における倫理基準
ここ数年、海外事業における倫理基準の低さが原因となり、世間の厳しい批判の対象となった多国籍企業が多々あります。これとは対照的に、LKI社は米国国外で行う自社業務にも深く関与しているため、ロケーションに関わらず、全ての取引関係において高い倫理基準が確実に維持されています。
倫理規定
LKI社の取締役会は上級管理職に対する倫理規定を採用、実施しており、一連の実質的および手続き上の厳格な保護対策の厳守が義務付けられています。

ダイヤモンド業界の
ベスト・プラクティスの推進

ダイヤモンド業界のリーダーとしての責任を自覚し、LKI社は紛争ダイヤモンドの取引の禁止、資金洗浄の防止、テロ活動への資金提供阻止、ダイヤモンドの流通全体にわたる透明性、公正取引、情報開示などの方策を作成し、それを全面的に支持してきました。全ての取引実施前に、自社のサプライヤー候補と顧客が誰であるかを明確に特定することをLKI社のポリシーとしています。

紛争ダイヤモンドの徹底排除
LKI社のダイヤモンド原石のトレーダーは、2001年の国連決議案55/56が定める紛争ダイヤモンドを見分けることができるように訓練を受けています。LKI社の管理システムはこの国連決議案の可決以前から実施されており、紛争ダイヤモンドの流通阻止に貢献したとして国連より特別表彰を受けています。LKI社のダイヤモンド原石のバイヤーは全員、雇用継続の条件として、文面化されたダイヤモンド取引に関する倫理規定に署名し、これを遵守することが義務付けられています。
キンバリープロセス認証スキーム(KPCS)
LKI社は、2000年5月に南アフリカ、キンバリーにて開催されたダイヤモンド業界関係者の第一回総会に積極的に参加し、その後の2003年1月のKPCSおよびそのダイヤモンド原石取引管理システム採択へと繋がる全ての討議に参加しました。70カ国以上に登る参加各国により、KPCSは紛争ダイヤモンドの取引阻止、平和と安全への貢献、正当なダイヤモンド産業の保護に向けた重要な手段であると認められました。LKI社は原産地に関するキンバリープロセス認証無しには、ダイヤモンド原石の輸出入は一切行いません。
世界ダイヤモンド評議会(WDC)業界自主規制
KPCSとの関連で設立されたWDCは、KPCSの影響範囲と効果をダイヤモンド流通経路全体に広げるために、売り手-買い手間の保証システムを立ち上げました。LKI社は、ダイヤモンドの原産地が紛争に関与していないことをインボイス上で証明する形の保証書を発行する企業とのみ、取引を行います。LKI社のダイヤモンドの販売および委託販売には、全てLKI社独自の保証書が発行されます。これらの入荷/出荷に対する保証書の受け取りおよび発行はLKI社の財務監査人が年間ベースで監査し、入荷/出荷の整合性を確認します。
情報開示におけるリーダーシップ
ダイヤモンド処理における技術革新のリーダーであり続けてきたように、LKI社はこのような処理技術の全ての開示を最初に主張した企業です。

コーポレート・コンプライアンス・
オフィサー

企業の社会的責任、またKPCS、WDC、AMLの遵守などの分野に関して、LKI社は上級管理職から常勤の監督責任者を指名しています。この責任者の監督の下、ダイヤモンド及び貴金属の購入、販売に関与、もしくはそれに対する説明責任を有する従業員は全て、見込み取引相手が違法なダイヤモンド取引を含む犯罪行為のためにLKI社の利用を試みた場合に、それを認識して、こうした試みを防止し、報告できるようにするトレーニングを受けています。

業界団体への加盟
LKI社のダイヤモンド原石のトレーダーは、2001年の国連決議案55/56が定める紛争ダイヤモンドを見分けることができるように訓練を受けています。LKI社の管理システムはこの国連決議案の可決以前から実施されており、紛争ダイヤモンドの流通阻止に貢献したとして国連より特別表彰を受けています。LKI社のダイヤモンド原石のバイヤーは全員、雇用継続の条件として、文面化されたダイヤモンド取引に関する倫理規定に署名し、これを遵守することが義務付けられています。
ベスト・プラクティス・プリンシプル保証プログラム
DTCによるBPP保証プログラムは、サプライチェーンのパートナー、消費者及びその他の利害関係者に対して、ダイヤモンドの探索、採掘、選別、カッティング及び研磨作業や、ダイヤモンド宝石の製造及び販売は全て、高いプロ意識と倫理観に基づき、社会や環境に優しい、説明責任を果たした方法で行なわれていることを示すために開発されたものです。LKI社はこのプログラムに参加しこれを遵守しています。

良き企業市民として

LKI社は、人権、発展、労働基準及び環境保持の分野における一連の基本的価値観をできる限り尊重、支持し、また実行するよう努力しています。

ソーシャル・アカウンタビリティー・インターナショナル(SAI)
プエルトリコのカグアスにあるLKI社のダイヤモンド・カッティング研磨工場は、アメリカ大陸最大のダイヤモンドのカッティング研磨工場です。この工場はこの種の工場としては世界で初めて、国際的に認められたSAIのソーシャル・アカウンタビリティー測定システム(SA8000)に基づき、職場規範の最高基準を満たしているとしてSAIの認証を受けました。SA8000基準と検定システムは、人道的な職場慣行と公的責任の遂行に対する、信頼性があり、包括的でかつ効率的な指標を提供しています。
国連グローバル・コンパクト
グローバル・コンパクトは1999年にコフィー・アナン国連事務総長が企業のリーダーへ参加を提唱した国際的指針です。グローバル・コンパクトは企業と国連機関、労働組合、市民社会組織とを団結させ、世界共通の環境、社会原則を支持するための指針です。2000年に、LKI社はグローバル・コンパクトの創立メンバーとなり、今日、そのメンバー数は、2,500社以上の民間企業を含んだ3,000にまで増加しました。
アフリカにおけるリーダーシップ
  • ・グローバル・コンパクトは1999年にコフィー・アナン国連事務総長が企業のリーダーへ参加を提唱した国際的指針です。グローバル・コンパクトは企業と国連機関、労働組合、市民社会組織とを団結させ、世界共通の環境、社会原則を支持するための指針で-LKI社はアパルトヘイト下の南アフリカ以外で、ダイヤモンドの選鉱を行なったパイオニアです。アフリカ大陸全土で重点的に投資を行った以外にも、我社とその主要株主は、過去50年以上にわたり、アフリカの発展のためにアフリカと米国の架け橋となる数多くの組織とイニシアティブを立ち上げ、それらを運営する上で主導的役割を果たしてきました。主な活動内容は以下の通りです。
  • ・コーポレート・カウンシル・オン・アフリカは、米国からアフリカへの投資促進を目的とする組織であり、LKI社会長は名誉会長及び執行委員会の委員を務めています。
  • ・国際理解のためのビジネス・カウンシル(BCIU)は、長年にわたるLKI社による支持の甲斐あり(LKI社会長は1960年代以降BCIUの理事を務めています)、アフリカに焦点を当てた官民パートナーシップのためのイニシアティブの主要フォーラムに成長しました。
  • ・アフリカ-アメリカ・インスティチュート(AAI)は、長年にわたり20,000名以上のアフリカの学生に高等教育を促進し、そのための資金提供を行ってきました。LKI社会長が50年にもわたりAAIの理事を務めたことに象徴されるように、LKI社は当組織の主要スポンサーです。
  • ・ナショナル・デモクラティック・インスティテュート(国家民主主義研究所(NDI))は民主主義を世界中に拡大、強化するために活動しており、アフリカ大陸に平和と安定をもたらすための効率的な投資によりアフリカで特に高い評価を受けています。LKI社会長は20年以上にわたりNDIのアフリカ小委員会の議長を務めています。
  • ・LKI社会長は、ハーバード・エイズ研究所の創設者の一人で、LKI社が当研究所をボツワナ及び他のアフリカ諸国へと広げていきました。その結果ボツワナにおいては、アフリカでは異例の能力と規模を備えた最先端の医療研究施設(ボツワナ-ハーバード・エイズ研究所HIV参照試験場)が設立されることとなりました。
  • ・アフリカ成長機会法(AGOA)及びAGOA促進法は、アフリカの米国市場へのアクセス及びシェアを飛躍的に拡大させました。LKI社は当初からこれら法案を積極的に支持してきました。