大切な人たちに結婚を報告し、感謝の気持ちを込めておもてなしをする披露宴。ふたりの気持ちは言葉や態度だけではなく、披露宴を彩るさまざまなアイテムでもさりげなく伝えることができます。ゲストに喜んでもらえるおもてなしのアイデアをご紹介!

【「ようこそ!」の気持ちを伝えるウエルカムスペース】

結婚式会場を訪れたゲストが最初に目にするウエルカムスペース。「本日はようこそいらっしゃいました。ぜひ楽しんでいってくださいね」、そんなふたりの思いを込めて、このスペースを飾り付けてはいかがでしょう。たとえば、ふたりとゲストが一緒に写っている思い出の写真を飾り付けたり、フォトプロップスなどを用意してフォトブースを作って記念撮影を楽しんでもらったり……。ゲストが楽しい気持ちになれる装飾を考えてみてください。

 

【ペーパーアイテムでゲスト一人一人へのメッセージを】

席札はゲスト一人一人の手に渡るものなので、そこに個人宛のメッセージを記すのも素敵なアイデア。例えば、お世話になった親戚のおばさんへは「幼い頃からかわいがってくれてありがとう。おばちゃんが作ってくれたカレー、おいしかったな。今度作り方を教えてね」、高校時代の友人へは「部活の合宿、つらいこともあったけど、いまは楽しいことしか思い出せないな。今日は遠くから来てくれて本当にありがとう。懐かしのメンバーが揃っているから、みんなで思い出話に花を咲かせてね!」など、具体的な思い出をあげてメッセージを書くと、喜ばれるはず。

また、席次表はゲストの名前を記すだけではなく、ゲストの紹介を一言書き添えるだけで親しみやすく、ゲストが楽しめるものになります。例えば、職場の先輩なら「頼れる先輩。安くておいしいランチのお店をいくつも知っているグルメです」、学生時代の友達なら「ゼミではお世話になりました。料理の腕前はプロ並み、女子力の高さを見習いたいです」など、ゲスト同士でも話が弾むような話題を提供するといいでしょう。

 

【引出物は贈り分けが常識! ふたりらしさをプラスして】

引出物はいまやゲストごとに贈り分けをするのが普通になってきました。親族や仕事関係者、男性友人、女性友人など属性や性別に分けることで、よりゲストに喜んでもらえる品選びが出来るはず。ゲストの立場に立った品選びを心掛けるとともにふたりらしさをプラスすると、さらに印象の強い引出物に。例えば、ふたりの地元の特産品や結婚式を行ったエリアにちなむものなどを贈るのも素敵です。

 

【ゲストへの思いやりを品物で表現するプチギフト】

新郎新婦がゲストテーブルを回る時やお見送りの際に贈るプチギフトは、ふたりの想いを込めた品をチョイスしたいもの。疲れを癒す入浴剤やアロマグッズ、1日を振り返ってホッとしたひと時を過ごすためのコーヒーやお茶、帰宅までの口寂しさを補うチョコレートやキャンディなど、ゲストのことを考えた品選びで結婚式の最後を締めくくりましょう。
 
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更新日時:2020.12.17