婚約指輪や結婚指輪は長年にわたって着用するため、着け心地やデザインなど、納得のいく指輪を選びたいと思う人が多いはずです。しかし「自分の指の形に似合うデザインがわからない」という人も少なくありません。
そこで今回は、指の形別におすすめの指輪のデザインをご紹介します。自分にぴったりの指輪を選ぶためにも、自分の指の形やそれに合うデザインを覚えておきましょう。

 

指輪選びのコツとポイント

 

指輪選びのコツやポイントは、「自分の指の長さや太さを知ること」「身に着ける頻度を確認すること」など多々あります。
 

自分の指の長さや太さを確認

 
自分の指に似合う指輪を選ぶためには、自分の指の形や状態をきちんと把握する必要があります。例えば、「指が長くて細い人に似合う指輪」と「指が短くて太い人におすすめの指輪」には大きな違いがあります。自分の指の形をきちんと把握していないと、どのようなデザインが自分の指の特徴を活かしてくれるのか、あるいはコンプレックスをカバーしてくれるのかがわかりません。自分の指の特徴を知ることで似合う指輪の種類はある程度絞られてくるため、まずは自分の指の形に着目をしてみましょう。

ただし、「自分では指が短いと思っていたのに、実際はそうでもなかった」という場合もあり、また自分1人で指の形や長さを判断するのが難しいと感じる人もいます。自分自身で判断できない場合は、パートナーやジュエリーショップのスタッフに相談してみるのもひとつの方法です。
 

身に着けるシーンを確認

 
婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際に、必ず確認しておきたいのが「身に着けるシーンや頻度」についてです。指輪を日常的に身に着ける人の場合は、できるだけ着け心地のよいデザインやシンプルなデザインの指輪がおすすめです。

職場環境によっては「派手なアクセサリーは身に着けられない」という場合もありますし、育児中の女性であれば「突起のあるデザインだと子どもの肌に傷を付けてしまう」という恐れもあるでしょう。こうした職場環境や家事育児の環境などにも配慮すれば、より自分に合ったデザインを選ぶことができます。
 

カラット数を確認

 
自分に似合う指輪を選ぶためには、指の長さや太さに対して「指輪のバランスが取れているかどうか」をチェックすることも大切です。
ダイヤモンドが施された指輪は、カラット数が上がるにしたがってボリューム感も増しやすいという特徴があります。カラット数が大きくなると指輪全体の印象もより強くなるため、「指を美しく見せたい」「指を細く長く見せたい」などとといった効果を得ることができない場合もあります。

「できるだけ大きなダイヤモンドがいい」と感じる人も少なくありませんが、大切なのは自分の指に合ったカラット数を選ぶことです。1カラットのダイヤモンドが施されている指輪よりも、0.3カラットの指輪の方が指が綺麗に見えるということもあるため、ダイヤモンドのカラット数は慎重に考えましょう。

ダイヤモンドのカラットについて詳しく知りたい方は本当の意味を知ってる? 婚約指輪を選ぶ時に気になるダイヤモンドの「カラット」の記事も合わせてご覧ください。
 

指のタイプと似合う指輪は?

 
指のタイプと似合う指輪は?

似合う指輪を選ぶためには、自分の指の形とそれに合う指輪の種類を知ることが大切です。
ここでは、指のタイプ別に似合う指輪の種類をご紹介します。
 

華奢な指

 
「小柄で手も小さい。指輪を試着すると大体ブカブカ…」という人は、このタイプ。指の印象と同様に繊細で華奢なデザインがぴったりです。

【似合うデザイン】

細いアームの繊細な指輪が似合います。リボンやハートなど、ラブリーなモチーフの指輪もおすすめです。華奢なハーフエタニティリングなども◎。
幅広の指輪はおすすめではありませんが、どうしても着けたい場合は、繊細な模様が彫刻されているものなど、どこかに華奢な雰囲気を感じられる指輪にするとgood。
 

筋張った指

 
このタイプの人は、関節部分がゴツゴツしています。手が大きくて「男の人の手みたい」と言われることもあり、どんな指輪をして良いのか迷う人も多いかもしれませんね。
このタイプの人は、少し太めの指輪をハンサムなイメージで身に着けると素敵です。

【似合うデザイン】

ボリューム感がある指輪や存在感のある幅広タイプの指輪がおすすめです。「マット」や「たたき」など、表面の加工にひと ひねりあるデザインもぴったり。アンティーク風のデザインや大きめのメレダイヤが華やかなデザインが似合います。
 

ぽっちゃりした指

 
「ふっくらした手のひらで厚く、関節が目立たない」という人は、このタイプ。指にもお肉が付いているので、V字やS字などのラインでお肉を上手に逃してあげると、手がすっきり綺麗に見えますよ。また、このデザインには指が長く見える効果もあります。

【似合うデザイン】

V字やS字などウェーブが綺麗なデザインがおすすめです。エタニティやソリティアの場合も、ストレートラインではなく、流れるようなデザインを選びましょう。指輪に丸みや厚みがあると指のお肉が目立ってしまう可能性があるので、必ず現物を試着してみて。試着の際には、指を軽く曲げた時の印象を見るのも重要です。
 
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すらっとした指

 
指がすらりと長く、ほっそりとしている人は、どんな指輪も似合います。ただし、指先が寂しげな印象に見えることもあるのも事実。そのため、目立つモチーフや大きなダイヤモンドなど、華やかな印象の指輪とくにおすすめです。エンゲージリングとマリッジリングを重ねづけするのも素敵です。

【似合うデザイン】

どんなデザインでも似合いますが、クラシカルなデザインやダイヤモンドやモチーフがあしらわれているものだと、手元に華やぎをプラスできてより◎。ボリュームの出る重ね着けも似合うので、エンゲージリングとマリッジリングをセットで購入するのもおすすめです。
 

肌とのなじみ具合で決める指輪の色

 
指の形だけでなく、指輪や肌の「色」も指輪を選ぶ際の基準になります。
婚約指輪や結婚指輪の素材として定番なのはプラチナ素材ですが、それ以外にも小麦肌になじみやすくて華やかな「イエローゴールド」、可愛らしい雰囲気を与えてくれる「ピンクゴールド」といった素材も人気があります。

指の形に合わせて指輪の種類を選ぶだけでなく、それに加えて自分の肌色に合った素材を選ぶことで、より満足度の高い指輪を選べます。
ここでは、肌の色別におすすめの指輪の素材や色をご紹介します。
 

色白の人にはシルバーがおすすめ

 
シルバーは、色白を更に引き立ててくれる色です。そのため、色白の肌を更に美しく魅せたいという人におすすめです。
婚約指輪や結婚指輪に使用されることが多いプラチナはシルバーの輝きが眩しく、ダイヤモンドの美しさを最大限に引き立ててくれると大変人気です。また、ほとんど変色せず変形にも強いという特徴もあり、長く着用する婚約指輪や結婚指輪にぴったりです。
 

健康的な肌色の人にはイエローゴールドがおすすめ

 
華やかな輝きがゴージャスな雰囲気を演出してくれるイエローゴールドは、色白の人だけではなく、健康的な肌色の人にもおすすめの素材です。小麦肌にしっくりとなじむイエローゴールドはカジュアルな雰囲気なうえに重ね着けにもおすすめで、イエローゴールドとプラチナを組み合わせることで個性的な雰囲気を演出することができます。
 

可愛らしい雰囲気が好きな人にはピンクゴールドがおすすめ

 
「キュートな指輪が欲しい」「女性らしさや柔らかさを表現したい」という人には、可愛らしい雰囲気が特徴的なピンクゴールドの指輪がぴったりです。同じゴールド素材でも、イエローゴールドとピンクゴールドでの雰囲気は大きく異なります。

イエローゴールドはゴージャスで華やかな輝きを与えるのに対し、ピンクゴールドは柔らかで落ち着いた金色の輝きを与えてくれます。「ゴールド素材に興味があるけど、イエローゴールドでは少し主張が強いかな」と感じる人には、ピンクゴールドの控えめな輝きがぴったりです。
ピンクゴールドもプラチナ素材と同じく、色白を引き立ててくれる効果があるため、肌の白い人にもおすすめな素材です。
 

実際に試着する時のポイント

 
ここでは、一般的に似合うデザインをご紹介してきましたが、一番大切なのは、お気に入りの指輪が自分の指に映えるかどうかです。
そのためには必ず、ジュエリーショップに足を運んで試着してみてください。例えば、ぽっちゃり指さんは、指をほっそり見せるウェーブラインの指輪をおすすめしましたが、試着してみたら、ストレートラインも意外に似合う!ということもあるかもしれません。素材やデザインなどの組み合わせによっては、例外もあるのです。

一般的な意見だけを参考にせず、実際にジュエリーショップに足を運んで店員さんに悩みを聞いてもらいながら、自分にぴったりの指輪をじっくり見つけてくださいね。
自分の指を綺麗に見せてくれるデザインの指輪なら、毎日指を見つめるたびに嬉しい気持ちになれますよね。たくさん試着して、手元が輝いて見えるお気に入りのエンゲージ&マリッジリングを見つけてください。
ラザールの指輪についてもっと知りたい方は「ラザールの豊富なデザインの指輪はこちら」も合わせてご覧ください。
 

全身で見た時の雰囲気もチェック

 
選んだ指輪が自分に似合っているかどうかを確かめるためには、手元だけを見るのではなく「全身で見た時の雰囲気」もチェックしましょう。「いつも着る服との相性はどうか」「ヘアスタイルに合っているか」など、普段の ファッションやヘアスタイルとのバランスを確認してみてください。

なお、指輪を着けたときの全身の雰囲気をチェックする際は、全身鏡を用いて手元を顔や胸周辺に移動させるのがポイントです。
 

まとめ

 
自分の指に似合う指輪を選ぶには、自身の指の長さや形に合った指輪のボリューム感、肌に合った指輪の色を知ることが重要です。「指を長く見せたい人はウェーブライン」「個性的な雰囲気を出したい人には幅広デザイン」「小麦肌の人にぴったりのイエローゴールド」など、指輪の種類や素材に注目をしながら選んでみましょう。
 
結婚指輪が似合う手を手に入れたい方へ。
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更新日時:2022.06.06