結婚指輪は、ふたりの想いを形にする大切なアイテムです。特に20代で結婚を考えるカップルにとっては、自分たちの価値観やライフスタイルに合った指輪選びが重要になります。
今回は、20代カップルの結婚指輪の費用相場や選ばれているデザイン・素材、重視されているポイントなどをご紹介します。結婚指輪の購入を検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
20代カップルの結婚指輪の費用相場
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によると、20代カップルの結婚指輪にかける平均費用は年齢によってやや差があります。妻の年齢が24歳以下のカップルでは約29.3万円、25〜29歳では約32.3万円と、年齢が上がるにつれて費用もやや高くなる傾向が見られます。これは、収入の増加や品質・デザインへのこだわりが影響していると考えられます。一般的に20代のカップルは、自分たちのライフスタイルや価値観に合った指輪を選ぶ傾向が強く、長く愛用できるデザインや素材に注目する人も多いようです。
夫の結婚指輪の費用相場
同調査によると、夫の結婚指輪にかける平均費用は、24歳以下で13.6万円、25〜29歳では14.6万円となっています。年齢が上がるにつれてわずかに平均価格が高くなる傾向があり、収入の安定や指輪に対する意識の変化が影響していると考えられます。また、近年ではシンプルなデザインや耐久性の高い素材を好む方が多く、日常使いを意識して選ぶ方が多いようです。
妻の結婚指輪の費用相場
同調査によると、妻の結婚指輪にかける平均費用は、24歳以下・25〜29歳ともに17.4万円となっています。夫の結婚指輪と比べて平均価格がやや高めなのは、装飾やデザインのバリエーションが豊富で、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれていることが多いためと考えられます。見た目の美しさや華やかさを重視したデザインが多く、そうした要素が価格に反映されているようです。
20代カップルが結婚指輪を購入する際に重視したポイント
20代カップルが結婚指輪を購入する際、どのような点を重視して選んでいるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によると、20代カップルが結婚指輪を選ぶ際に重視しているポイントで価格面を除くと、「デザイン」「ブランド」「品質」「素材」の4つが中心となっています。
デザイン
同調査によると、20代カップルが結婚指輪を選ぶ際に重視するポイントとして、デザイン性は非常に重要な要素となっています。
24歳以下では、「シンプルで清楚なデザインであること」がもっとも多く、50.0%のカップルが重視していると回答しています。次いで「流行り廃りのないデザインであること」が35.0%、「重ね着けができるデザインであること」「プラチナ素材であること」「自分だけのデザインであること」がいずれも20.0%となっています(複数回答可)。
25〜29歳の層でも「シンプルで清楚なデザインであること」が最多で、66.8%と高い割合を占めています。続いて「流行り廃りのないデザインであること」が27.2%、「重ね着けができるデザインであること」および「ダイヤモンドがついているもの」がそれぞれ25.0%となっており、年齢が上がるにつれて装飾性や実用性も意識されていることがうかがえます。
ブランド
20代カップルが結婚指輪を選ぶ際、ブランドに対するこだわりも見られます。
同調査によると、24歳以下では「独立した店舗の国内ブランドショップ」で購入した人がもっとも多く、35.0%を占めています。続いて「独立した店舗の海外ブランドショップ」が25.0%、「百貨店内の海外ブランドショップ・コーナー」「百貨店内の国内ブランドショップ・コーナー」がそれぞれ10.0%となっています。
一方、25〜29歳では「独立した店舗の国内ブランドショップ」がさらに高く、39.2%と最多です。「独立した店舗の海外ブランドショップ」は15.1%と減少する一方で、「百貨店内の海外ブランドショップ・コーナー」が12.5%、「百貨店内の国内ブランドショップ・コーナー」が10.3%と、店舗の形態やブランドの出店場所にも一定の関心があることがうかがえます。
品質
20代カップルが結婚指輪を選ぶ際、「品質」を重視する傾向も強く見られます。結婚指輪は長期間にわたって身に着けるものだからこそ、傷つきにくさや変色しにくさ、日常使いに適した強度などが重要視されていると考えられます。特に20代はライフスタイルが変化しやすく、さまざまなシーンで指輪を身に着ける機会も多いため、安心して使える品質の高さが求められています。
素材
同調査によると、結婚指輪の素材としてもっとも多く選ばれているのはプラチナで、特に20代では高い人気を集めています。24歳以下では、プラチナを選んだ割合が約70%、25〜29歳では約76%にのぼり、いずれの年代でも主流であることが分かります。
一方、ゴールドを選んだ割合は24歳以下で約12%、25〜29歳では約10%とやや少なめです。プラチナとゴールドを組み合わせた「コンビ」素材は、24歳以下で15.0%、25〜29歳では5.2%と、年代によって選ばれ方に差が見られます。素材選びにも、好みや価値観の違いが表れているようです。
20代カップルでダイヤモンドありの結婚指輪を選んでいるカップルの割合
上記の同調査によると、ダイヤモンドがあしらわれた結婚指輪を選んでいる割合は、どの年代でも一定数見られますが、特に24歳以下では夫30.0%、妻85.0%がダイヤモンド付きの結婚指輪を選んでおり、華やかさや装飾性を重視する傾向がうかがえます。
一方、25〜29歳では夫16.4%、妻72.4%がダイヤモンド付きの結婚指輪を選んでおり、やや落ち着いた選び方をしている様子がうかがえます。年代によって、結婚指輪に求めるテイストや価値観に違いがあるようです。
結婚指輪を選ぶ際のポイント
結婚指輪は、これからの人生を共に歩んでいく象徴的なアイテムです。毎日身に着けるものだからこそ、見た目の美しさだけでなく、使い心地やメンテナンス面なども含めて、慎重に選びたいところです。ここでは、後悔しない結婚指輪選びのためのポイントをご案内します。
長く身に着けられるかを考慮する
デザインに惹かれて選んだ場合、日常生活に馴染まなかったり、数年後に好みが変わったりすることもあります。そのため、飽きのこないシンプルなデザインや、肌に優しい素材、造りや品質、着け心地なども確認して選ぶと安心です。現在の好みだけでなく、将来のライフスタイルや変化も見据えて選ぶことで、結婚指輪を長く愛用できるでしょう。
アフターサービスの内容も確認する
結婚指輪を購入する際は、アフターサービスにも注目しておきたいところです。サイズ直しやクリーニング、石の留め直しなど、将来的に必要になるメンテナンスに対応しているかどうかは、安心して使い続けるための大きなポイントです。ブランドによってサービス内容や期間、費用は異なるため、事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
20代におすすめ!ラザール ダイヤモンドの結婚指輪
ここでは、20代におすすめのラザール ダイヤモンドの結婚指輪をご紹介します。
VERBENA(バーベナ)
【VERBENA(バーベナ)】
NYの庭に咲く可憐で繊細な花々をモチーフにした、ふたりの絆を象徴するマリッジリング。細身ながらも鍛造製法による高い強度を備えており、日常使いでも安心です。
FRANKLIN(フランクリン)
【FRANKLIN(フランクリン)】
NYの洗練された街並みを思わせる、知的でスタイリッシュな印象のマリッジリング。シンプルなアームにさりげなくひねりを加えたデザインが、手元に程良い個性を演出します。洗練された美しさとさりげないアクセントを求める20代にぴったりと言えます。
MARQUEE(マーキー)
【MARQUEE(マーキー)】
イエローゴールドとプラチナのコンビネーションが目を引く、スタイリッシュなマリッジリング。四角くセッティングされたダイヤモンドがアクセントとなり、個性と洗練さを兼ね備えたデザインです。
まとめ
20代カップルの結婚指輪選びには、デザイン性や品質、素材、ブランドなどさまざまな要素が関わっており、年齢によっても傾向に違いが見られます。長く身に着けるものだからこそ、価格や見た目だけでなく、将来のライフスタイルやアフターサービスの内容までを総合的に考えて選ぶことが大切です。ふたりの価値観に合った、納得のいく結婚指輪をぜひ探してみてください。
更新日時:2025.06.26