結婚指輪はふたりの絆を象徴する大切なもの。しかし、年月の経過とともにサイズやデザインの違和感、ライフスタイルの変化などで「今の自分たちに合っていないかも」と感じることもあるでしょう。そんなとき、選択肢のひとつとして考えたいのが「結婚指輪の作り直し」です。とはいえ、結婚指輪は作り直しても良いのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

そこで今回は、結婚指輪を作り直しても良いのか、作り直す場合はどちらかひとりだけでも良いのかという疑問についてお答えします。また、結婚指輪の作り直しを検討する主なタイミングや作り直しのメリット、注意点についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。

結婚指輪を作り直しても良い?

結婚指輪を作り直すことに、不安やためらいを感じる方もいるかもしれません。しかし、結婚指輪はふたりの想いを形にしたもの。年月が経つなかで、改めてその絆を見つめ直し、新たな形で表現するのは自然なことです。大切なのは、ふたりが納得し、これからも身に着けたいと思える指輪であること。作り直しは、その想いをあらためて形にする大切な選択肢のひとつです。

どちらかひとりだけ作り直しても良い?

結婚指輪をどちらか一方だけ作り直すことに、決まりはありません。ライフスタイルの変化や好みの違いから、ひとりだけが新しい指輪にするケースも珍しくないのです。大切なのは、ふたりが納得し合い、それぞれが心地よく身に着けられることです。お揃いであることにこだわらず、お互いの想いを尊重して選ぶことで、より自由で満足のいく選択ができるでしょう。

結婚指輪の作り直しを検討する主なタイミング

結婚指輪は長く身に着けるものだからこそ、時間の経過とともにさまざまな変化が訪れるものです。ふとしたきっかけで「作り直したい」と思うこともあるでしょう。ここでは、結婚指輪の作り直しを検討することが多い主なタイミングについてご案内します。

サイズが合わなくなったとき

年齢を重ねたり、体型が変化したりすることで、指のサイズが合わなくなることがあります。結婚指輪がきつく感じたり、反対にゆるくなって外れやすくなったときは、作り直しを検討するタイミングのひとつです。特に、サイズ直しが難しいデザインの場合は、新しく作る選択肢を考える人も増えています。

デザインの好みが変わったとき

結婚当初は気に入っていたデザインでも、年齢を重ねるにつれて好みが変わることは珍しくありません。シンプルなものが好きになったり、逆に華やかなデザインに惹かれるようになったりするなど、ライフスタイルや価値観の変化が影響することもあります。今の自分にしっくりこないと感じたときは、結婚指輪の作り直しを検討するタイミングです。

結婚指輪が変形してしまったとき

日常的に身に着ける結婚指輪は、長年使ううちに強い衝撃などで変形してしまったりすることがあります。特に細身のデザインや柔らかい素材の指輪は、歪みやすい傾向があります。変形によって指にフィットしなくなったり、見た目が気になったりする場合は、作り直しを検討するタイミングと言えるでしょう。

結婚指輪の傷・変色が気になるとき

結婚指輪は長年身に着けていると、細かな傷が増えたり、素材によっては変色してしまったりすることもあります。クリーニングや磨き直しで対応できないほど気になる場合は、作り直しを検討する良いタイミングと言えます。

結婚指輪を紛失したとき

結婚指輪をうっかり紛失してしまった場合も、作り直しを検討する大きなタイミングのひとつです。落とした場所がわからない、長期間見つからないといった場合は、新しく作り直すことで気持ちを前向きに切り替えることができるかもしれません。

金属アレルギーになったとき

結婚当初は問題なく着けていた指輪でも、体質の変化によってあとから金属アレルギーを発症することがあります。指にかゆみやかぶれなどの症状が出るようになった場合は、無理に着け続けず、素材を見直す必要があります。

結婚記念日を迎えたとき

結婚記念日は、これまでの歩みを振り返り、ふたりの絆を再確認する大切な節目のひとつです。特に10年目や20年目といった節目を迎えるタイミングで、結婚指輪の作り直しを検討する方も少なくありません。

結婚指輪を作り直すメリット

結婚指輪を作り直すことに対して、後ろめたさや迷いを感じる方もいるかもしれません。しかし、指輪を新たに作り直すことで得られるメリットは多くあります。ここでは、結婚指輪を作り直すことで得られる主なメリットをご案内します。

綺麗な結婚指輪を身に着けられる

長年身に着けてきた結婚指輪には、細かな傷やくすみが徐々に現れてくるものです。どんなに大切に扱っていても、日常生活の中での劣化は避けられません。作り直すことで、新品同様の輝きを取り戻し、美しい状態の結婚指輪を再び身に着けることができます。見た目が綺麗になると気分も上がり、結婚指輪への愛着もさらに深まるでしょう。

自分に合うサイズ・デザインの結婚指輪を身に着けられる

年月とともに指のサイズやデザインの好みが変わることは自然なことです。結婚当初はぴったりだった結婚指輪も、今ではきつく感じたり、デザインがしっくりこなくなったりする場合もあるでしょう。作り直しをすることで、現在の自分の指に合ったサイズ、今のライフスタイルや好みに合ったデザインの指輪を選ぶことができます。

新しい気持ちで結婚生活を過ごせる

新しい結婚指輪には、これからの未来への希望や決意を込めることができます。ふたりで一緒に選んだ結婚指輪を身に着けることで、新たな気持ちで結婚生活をスタートし、より前向きな毎日を過ごすことができるかもしれません。

結婚指輪を作り直す際の注意点

結婚指輪を作り直す際は、デザインや素材を自由に選べる楽しさがある一方で、長く愛用するために考えておきたいポイントもあります。せっかく新しく作り直すのであれば、見た目だけでなく実用性や将来的な使い勝手にも目を向けたいもの。ここでは、結婚指輪を作り直す際の注意点をご案内します。

長く着けることを考慮する

結婚指輪は日常的に長く身につけるものだからこそ、作り直す際には「長く使えるかどうか」を意識して選ぶことが大切です。例えば、繊細なデザインや装飾が多いものは、日常生活で引っかかったり、傷がついたりする可能性があります。その点、飽きのこないシンプルなデザインや、耐久性の高い素材であれば、長く快適に使い続けられる可能性があります。結婚指輪を作り直す際は、将来のライフスタイルの変化も見据えたうえで選ぶことがポイントです。

重ね着けを考慮する

婚約指輪やお持ちの結婚指輪と重ね着けをしたい場合には、新しく作り直す結婚指輪も全体のバランスを考慮して選ぶことがポイントです。指輪同士の幅や厚み、装飾のバランスが合わないと、見た目にちぐはぐな印象を与えたり、着け心地に違和感が出たりすることがあります。重ね着けを考えている指輪がある場合は、実際にショップに持参して、重ねたときの相性や指にフィットする感覚を事前に確認しておきましょう。
全体のデザインに統一感を持たせることで、指元がより美しく引き立ちます。

アフターサービスの内容を確認する

結婚指輪を作り直す際は、仕上がりの美しさだけでなく、購入後のアフターサービスにも注目しておきたいところです。指輪は長年にわたって身に着けるものなので、サイズ直しやクリーニング、修理などの対応が受けられるかどうかは大切なポイントと言えます。ブランドによってサービス内容や保証期間が異なるため、事前にしっかり確認しておくと安心です。

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まとめ

結婚指輪の作り直しは、過去の想い出を大切にしながら、新たな気持ちで歩み出すための選択肢です。長く愛用できるデザインや素材選び、重ね着けやアフターサービスも考慮しながら、ふたりにとって最適な結婚指輪を選びましょう。結婚指輪を見直すことは、ふたりのこれからを大切にすることでもあると言えます。

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更新日時:2025.06.26