二人の愛の誓いとして購入される、結婚指輪。既婚者であることを示すアイテムでもありますが、中には「着けない」「着けたくない」という人もいるようです。そこでこの記事では、結婚指輪を着けない人の割合やその理由、パートナーに「着けてほしい」と思ったときの働きかけ方などについてご紹介します。

実際に結婚指輪を着けない人の割合

20〜50代の夫婦に結婚指輪の着用頻度について尋ねたアンケートによれば(※1)、結婚指輪を「肌身離さず、四六時中常に着けている」と回答した人は全体の48.0%と、ほぼ過半数。「常には着けていない」と答えた人は、52.0%という結果になりました。

「常には着けていない」と回答した人に着用頻度を尋ねた質問では、「外出するときは着けている」(14.5%)、「冠婚葬祭の機会など、年に数回程度着用する」(11.9%)、という人がいる一方で、「ほとんど(または全く)着けていない」という人が63.6%を占めます。

調査対象者全員の割合で言えば、ちょうど33%。「20〜50代の既婚者の3人に1人が、結婚指輪を着けていない」ということが分かります。年代別で見てみると、年代を追うごとに「肌身離さず着けている」という人の割合は下がっていき、50代になると、20代の半数程度の着用率に減少しています(下図参照)。

続いて、結婚指輪を着けない理由を見ていきましょう(下図参照)。最も多く挙がったのは、男女の全年代で「指輪を着けていると生活しづらいので」という回答が最も多く、全体の3〜5割弱を占めています。

性別ごとに見てみると、男性側で多かったのは、「仕事の都合上着けられない」という回答。20代男性では実に44%が回答しています。若い頃は一人前になることへの意欲や焦りが強い人も多く、「仕事第一、仕事優先」と考える人が少なくないもの。指輪を着けていることが少しでも気になるなら、「外しておこう」と考える傾向が強いことが推測できます。

一方、女性側で仕事を理由に挙げている人は、各世代の8〜15%程度。20代女性に関しては、「傷だらけになるのが嫌だから」(32.4%)という回答が多く見られます。結婚指輪を買って間もない時期は、「大切なものだからこそ、キレイな状態を保っておきたい」と考える人が少なくないようですね。40代〜50代女性になると、「サイズが合わなくて着けられなくなった」という回答がぐっと増え、全体の約21〜25%を占めています。

「アレルギーが出てしまい着けられなくなった」「紛失した」という人も各世代に数%程度の割合で存在しますが、大枠で見ると、「着けたくないから着けない」というよりも、着けたい気持ちはあるものの、生活や仕事などの外部要因により「着けられない」という人が多いことが読み取れます。

(※1)「結婚指輪の着用率調査」(20〜59歳の既婚男女888名(男性444名、女性444名)対象、2018年10月株式会社キュー調査)

結婚指輪を着けない人の理由

前述の調査によれば、50代になると、「肌身離さず結婚指輪を着ける人」の割合は、男性で20代の約半数に、女性は20代の約1/3にまで減少しています。

もともとは着けていた結婚指輪を着けなくなる理由として、女性の場合は、
・子育て中に外しているうちに、着ける習慣がなくなった
・結婚指輪のデザインに飽きてきた、好みが変わった、似合わなくなった
・若い頃に比べて、ファッションやおしゃれへの意欲が減退した
・体型が変わり、指輪が着けられなくなった
といった理由が推測できます。

一方、男性はどうでしょうか。前述の調査を見ると、「仕事の邪魔になるから」が圧倒的ですが、「指輪に傷が付くのが嫌だから」、あるいは女性と同様、「体型が変わり、指輪が着けられなくなった」という人も各世代で一定数見られます。

そのほか、周囲の生の声としては、「貴金属やアクセサリー類が基本的に苦手」「作業着の仕事なので、安全のために着けない」「歳をとったので、着けているのがなんとなく気恥ずかしい」といった理由が聞かれました。

これから結婚指輪を購入する人は、先輩たちの声も参考に、「年齢を経ても着けられる、飽きの来にくいデザインや素材にする」「着け心地のよさを重視する」「サイズ変更や傷の手入れなど、アフターフォローに対応してくれるショップにする」といった観点を重視して選ぶとよさそうです。

パートナーに結婚指輪を着けてほしい時は?

「夫婦の片方だけが結婚指輪を着けたがらない(着けなくなった)」という場合、パートナーは内心「相手にも着けてほしいのにな」と感じているかもしれません。外で指輪を着けないでいると、もしかして浮気をしているのでは……」なんて疑念にもつながってしまいますよね。

パートナーに「結婚指輪を着けてほしい」と思ったときには、どんな伝え方をするといいのか、いくつか案をご紹介します。

①「なぜ着けないのか」を正面から尋ねてみる
②その理由を解消できる方法を提案する

【紛失が心配】

→ ジュエリートレイ、コインケース、キーリングなど、忘れず保管できるアイテムをプレゼントする

【仕事に差し障る】

→ 腕時計など、指輪の代わりに着けられるアイテムをプレゼントする
→ 「家の中や記念日だけは着けよう」「休日に一緒に出かけるときだけは着けて」などと条件付きで提案する

【着け心地が良くない】

→ 着け心地のいい指輪への買い替えを提案してみる

【指輪に傷をつけたくない】

→ 「購入店に、定期的にメンテナンスに行こう」と提案する
→ 「傷は夫婦で過ごした時間の証、味わいや風合いとして楽しもう」と提案してみる

【自分には指輪が似合わないと感じる】

→ 男性向きのシャープなデザインやカラーもあることを伝え、今の年齢に似合う指輪への買い替えを提案する
→ 「着けなくても持っていてほしい」とお願いし、持ち歩けるケースやキーリング、財布をプレゼントする

【指に着けるのが面倒、煩わしい】

→ ネックレスに通して着用できるよう、チェーンをプレゼントする
→ 憧れの有名人も着けていることを伝え、「家庭を大事にしている感じがして素敵だと思う」などと意見を伝える

③結婚指輪を着けてほしい思いや理由を、ストレートに伝える
結婚して何年も経つと、「指輪を着けてほしい」と伝えるのが気恥ずかしいという人もいるかもしれません。ですが、「一緒に着けていると、大切にされているようで安心する」「外していると不安になる」「歳をとっても夫婦お揃いで着けているのが夢」「家庭のために頑張ろうと思える」など、気持ちを素直に伝えるのがおすすめです。案外すんなりと受け入れてくれることもあるでしょう。

伝え方のコツは、「愛するパートナーが望んでいるなら喜ばせてあげよう、多少は譲歩しよう」と思えるような言葉を選ぶこと。「自分が着けない側だった場合、どう言われたら着けようと思うか」を想像して考えるといいでしょう。
 
LAZARE DIAMOND(ラザール ダイヤモンド)の結婚指輪の一覧はこちら
 

まとめ

世の中には、あまり“モノ”に思い入れや執着を持たない人もいますが、愛する人との一生の誓いとして購入した結婚指輪は、他のジュエリーとは意味合いが異なる、特別なものです。

着けているだけで愛を伝えあえるツールでもあるので、「恥ずかしくて言葉では愛情や感謝を伝えられない」という人こそ積極的に着用したいもの。余計な心配や不安を生じさせないことは、家庭円満のためにも有効です。

自分やパートナーが「結婚指輪を着けない、着けたくない」ことで悩んだ際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。