婚約指輪は人生の大切な節目を彩るアイテムです。しかし、購入するタイミングや選び方によって、サプライズや満足度に差が出ることもあります。
今回は、婚約指輪を買うタイミング別によるメリット・デメリット、一般的な購入の流れ、婚約指輪の購入で考慮しておきたいポイントについてご紹介します。
婚約指輪はいつ買うのが良い?タイミング別のメリット・デメリット
婚約指輪を購入するタイミングは、プロポーズの時期やふたりのライフプランによって変わります。それぞれのタイミングにはメリットとデメリットがあるため、選ぶ前にチェックしておくと良いでしょう。
プロポーズ前に購入する
婚約指輪をプロポーズ前に購入するメリット・デメリットは以下の通りです。
プロポーズ前に購入するメリット
プロポーズ前に婚約指輪を購入する最大のメリットは、サプライズ演出が可能になることです。パートナーに内緒で婚約指輪を用意することで、プロポーズの瞬間に驚きと感動を与えられ、特別な思い出を作ることができます。また、婚約指輪を手渡すタイミングや場所、言葉の演出を自由に計画できるため、ふたりにとって忘れられない一日を演出できる点も魅力です。
さらに、プロポーズ前に婚約指輪を用意する場合、予算内でじっくり選ぶことができます。プロポーズ後に購入する場合は、どうしても金額や品質の話になり、現実的な選択を迫られやすいため、予算を意識しながら理想の指輪を選びたい場合は、事前の購入がおすすめです。
プロポーズ前に購入するデメリット
プロポーズ前に婚約指輪を購入するデメリットのひとつは、相手の好みやサイズが合わない可能性がある点です。サプライズを重視するあまり、デザインやリングサイズを正確に把握できないと、せっかく準備した指輪が理想と異なる場合があります。
また、プロポーズのタイミングまで指輪を保管する必要があるため、隠しておく場所を確保するなど、保管方法にも気を配る必要があります。さらに、購入後に予算やデザインの変更希望が出ても対応が難しく、計画が制約されることもあります。
このように、サプライズの魅力がある一方で、慎重な準備と情報収集が求められる点がデメリットです。
プロポーズ後に購入する
婚約指輪をプロポーズ後に購入するメリット・デメリットは以下の通りです。
プロポーズ後に購入するメリット
プロポーズ後に婚約指輪を購入するメリットは、相手の好みやサイズにぴったり合った指輪を選べる点です。デザインや素材、サイズを実際に確認しながら選べるため、失敗の心配が少なく、より満足度の高い指輪が手に入ります。
また、ふたりでジュエリーショップを訪れて選ぶ時間は、共同作業としての楽しい思い出にもなります。婚約指輪を選ぶ過程でお互いの好みやこだわりを知ることで、結婚生活に向けたコミュニケーションにもつながります。
このように、プロポーズ後の購入は安全かつ思い出深い選択肢と言えます。
プロポーズ後に購入するデメリット
プロポーズ後に婚約指輪を購入するデメリットは、プロポーズの際に指輪を渡せない点です。そのため、サプライズ感や婚約指輪を手にした瞬間の感動を演出することができません。また、指輪を選んでから手元に届くまで時間がかかることがあり、場合によっては結納や両家顔合わせのタイミングに間に合わない可能性もあります。
こうしたスケジュール面のリスクを踏まえ、婚約指輪をいつ用意するかを検討すると良いでしょう。
婚約指輪を購入するまでの一般的な流れ

ここでは、婚約指輪を購入するまでの一般的な流れをご紹介します。
1.情報収集・予算の検討
婚約指輪を購入する際は、まず情報収集と予算の検討から始めます。指輪のデザインや素材、ブランドの特徴を調べ、自分たちの希望やライフスタイルに合った選択肢を把握することが大切です。同時に、無理のない予算を設定することで、購入後の生活に支障をきたさない計画が立てられます。
事前のリサーチと予算決めは、理想の指輪選びの土台となる重要なステップです。
なお、婚約指輪の選び方については以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
2.ショップ・ブランド選び
情報収集と予算の目安が決まったら、次はショップやブランド選びです。デザインや品質を確認したり、ブランドごとの特徴やアフターサービスを比較したりすることが大切です。最近では、SNSなどを活用してリアルな口コミや購入者の体験談をチェックする人も増えています。実際の着用イメージや使用感を参考にできるため、有益な情報源として活用できます。
自分たちの希望に合った店舗やブランドを選ぶことで、安心して婚約指輪を購入できる準備が整います。
3.来店・試着
ショップやブランドが決まったら、実際に来店して婚約指輪を試着します。試着することでサイズ感や着け心地、デザインのイメージを確認でき、写真や鏡で見た印象との違いもチェックできます。また、スタッフから素材やカスタマイズの説明を受けることで、疑問点をその場で解消できるのもメリットです。試着は理想の婚約指輪を選ぶための大切なステップです。
4.デザイン・ダイヤモンドを選ぶ
デザインは好みやライフスタイルに合わせて、ダイヤモンドはカラット、カラー、クラリティ、カットの「4C」を基準に選びます。
スタッフのアドバイスを参考にしながら、自分たちにとって理想のバランスを見つけることが大切です。
5.購入・注文
デザインやダイヤモンドが決まったら、いよいよ購入・注文の段階です。このタイミングで、婚約指輪に入れる刻印を決めることが一般的に多いため、希望の文字や日付がある場合は忘れずに相談しましょう。また、支払い方法や保証、アフターサービスについても確認しておくと安心です。
6.受け取り・プロポーズ
指輪を購入・注文したら、あとは受け取るだけです。既製品やオーダー品を受け取り、状態やサイズを最終確認します。その後、タイミングに合わせてプロポーズを行います。
すでにプロポーズが済んでいる場合でも、婚約指輪を受け取ったタイミングで改めて指輪を手渡しながら気持ちを伝える「再プロポーズ」を行うのも素敵です。
婚約指輪の購入で考慮しておきたいポイント
ここでは、婚約指輪の購入で考慮しておきたいポイントを3つご紹介します。
納期
婚約指輪を購入する際は納期を考慮することが大切です。既製品であれば比較的短期間で手に入りますが、オーダー品や人気デザインの場合は数週間から数か月かかることもあります。プロポーズや両家顔合わせなどのスケジュールに合わせて余裕を持って注文することで、焦らず準備を進められます。
予算
婚約指輪を選ぶ際は、無理のない予算を設定することが重要です。指輪の価格はデザインやダイヤモンドの「4C」によって変わるため、事前に希望の範囲を明確にしておくと選びやすくなります。また、将来の生活や結婚式費用なども考慮し、支払い方法や分割払いの可否も確認しておくと安心です。
アフターサービス
婚約指輪を購入する際は、アフターサービスの内容も確認しておくことが大切です。サイズ直しやクリーニング、石の留め直しなど、購入後のサポートが充実していると、長く安心して指輪を使えます。また、保証期間や修理費用の有無もチェックしておくと、万が一のトラブル時にもスムーズに対応できます。アフターサービスの充実度は、購入後の満足度にも直結する重要なポイントです。
ダイヤモンドでプロポーズをするのも一案

婚約指輪ではなく、ダイヤモンド単体でプロポーズをするのもひとつのアイデアです。特にサプライズや演出にこだわりたい場合、リングに仕立てる前のダイヤモンドを手渡すことで、相手に驚きと特別感を与えられます。
ダイヤモンドを選ぶ際は「4C」を基準に、輝きや品質を確認することが大切です。プロポーズ後にふたりでショップを訪れ、デザインや素材を相談しながらリングに仕立てることで、ふたりだけのオリジナルの婚約指輪が完成します。この方法なら、相手の好みやライフスタイルに合わせた指輪を作ることができ、サプライズ感と実用性の両方を兼ね備えたプロポーズが可能です。
なお、ダイヤモンドプロポーズについては以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
ダイヤモンドプロポーズとは?メリット・注意点・一般的な流れをご紹介
まとめ
婚約指輪を買うタイミングは人それぞれで、プロポーズ前にサプライズとして用意する場合と、プロポーズ後にふたりで選ぶ場合があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分たちのスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。また、購入時には納期や予算、アフターサービスも併せて確認し、安心して指輪を準備できるようにしましょう。
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更新日時:2025.10.31



