婚約指輪は一生に一度の贈り物です。そのため「華やかなデザインのものを選びたい」「ほかの人とはあまり被らないものにしたい」と、強いこだわりを持っている方もいるのではないでしょうか。これらの願望は、素材をゴールドにすることで叶えられるかもしれません。

この記事では、ゴールドの概要や魅力、純度について詳しくご紹介しています。ぜひ読んでみてください。

婚約指輪を華やかに演出する素材!「ゴールド」について

 

 

指元に華やかさをプラスする「ゴールド」は、人気の素材のひとつです。ゴージャスで煌びやかなイメージがあることから「派手すぎるのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません。ゴールドは日本人のイエローベースの肌色と相性抜群なので、肌にスッとなじみ自然な印象を演出します。

ゴールドを選んだ先輩カップルの割合は?

では、婚約指輪の素材としてゴールドを選んだカップルはどれほどいるのでしょうか。

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、ゴールド(ホワイトゴールド・ピンクゴールドを含む)を選んだ方は、全体の9.0%でした(全国(推計値))。もっとも選ばれていたプラチナ(85.5%)に比べるとその割合は低いですが、全体を通して2番目に支持されています。

なお、コンビ(プラチナとゴールド)を選んだ方は2.0%、そのほかの素材を選んだ方は1.5%という結果になっています。

この結果を踏まえると、ゴールドが含まれる素材は「約10人に1人の割合で選ばれている」ということがわかります。また、プラチナに次いでゴールドが婚約指輪の素材として人気なことも見て取れます。

コストパフォーマンスがよい!知られざるゴールドの魅力

 

 

婚約指輪の素材としてプラチナを選ぶ方が多いことから、「ゴールドを選んで後悔しないか」と不安に感じている方もいるかもしれません。

ゴールドには、プラチナとは異なる魅力がたくさんあります。最初から大多数の意見に合わせるのではなく、まずはゴールドがどういう素材なのかを知って、そのうえでどの素材にするか決めることをおすすめします。

価格帯がリーズナブル

ゴールドは、プラチナに比べて価格帯がリーズナブルです。場合によっては、数万円の差がつくこともあります。素材そのものの費用を抑えることができれば、余った分を婚約指輪のデザインやダイヤモンドに充てることができます。そのため、「大きなダイヤモンドをあしらった婚約指輪を贈りたい」というのであれば、ゴールドを選ぶとよいかもしれません。

傷がつきにくく変色しづらい

傷がつきにくく変色しづらいという点も、ゴールドならではの魅力です。というのも、婚約指輪に使用されるゴールドには、合金(銀や銅など)が含まれています。この合金によって強度が増すため、傷がつきにくくなるのです。また、ゴールドはサビへの耐性が強いので、変色しづらくなっています。

カラーバリエーションが豊富

上述したように、婚約指輪に使用されるゴールドには合金が含まれており、その金属や含有量によっては色が変化します。そのため、ゴールドにはカラーバリエーションが豊富に揃っています。

代表的な色には、たとえば「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「ホワイトゴールド」があります。彼女の好みに合った色を選べるので、より喜ばれる婚約指輪に仕上げることが可能です。

コーディネートを選ばない

ゴールドの色合いは肌なじみがよいので、フォーマルコーディネートとカジュアルコーディネート、どちらにもマッチします。「コーディネートを選ばない=日頃から身に着けやすい」ということになるので、婚約指輪を普段使いしたいと考えている彼女にはとくにぴったりです。

ほかの人と被りにくい

ほかの人と被りにくいという点も、ゴールドの魅力のひとつ。上述したように、婚約指輪の素材としてもっとも支持を集めているのはプラチナです。

もちろんゴールドも人気素材ですが、それでもプラチナよりは選ばれる割合が少ないので、必然的にほかの人と被りづらくなるのです。そのため、ゴールドを選べば婚約指輪の特別感をより演出しやすくなります。

婚約指輪にはK18がおすすめ!ゴールドの純度について

 

 

ゴールドの純度は、主に「K24」「K18」「K14」「K10」の4つに分かれています。たとえば、K24は純金、K18は金の含有率が75%(残りの25%はほかの金属)となっています。

4つの純度のうち、婚約指輪の素材に適しているのはK18といわれています。なぜなら、強度・輝きの2点においてもっとも安定しているためです。
K24(純金)は合金が含まれていないので柔らかく、変形しやすいのが特徴です。

これに対し、K14・K10は合金が含まれているため強度はありますが、金の含有率が下がるのでゴールドの輝きに影響が出てしまうのです。その点K18は、合金が含まれているものの半分以上が金なので、強度と輝きの両方を備えています。そのため、婚約指輪にはK18が適しているといえます。

もしもに備えて要チェック!ゴールドのお手入れ方法

いくら気をつけていても、婚約指輪を長時間着けていると汚れがついてしまうことも。その汚れを放置すると、せっかくの婚約指輪が早めに劣化したり、輝きを失ってしまったりする可能性があります。

そのため、婚約指輪の素材に合ったお手入れ方法について知ることは、重要なプロセスといえます。以下で、ゴールドのお手入れ方法をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

婚約指輪が汚れてしまう原因は、汗や皮脂、化粧品の油分であることがほとんどです。これらがゴールドの指輪についた際は、柔らかい乾いた布でやさしく拭き取りましょう。もし貴金属専用のクロスやメガネ拭きがあれば、それを使用してください。婚約指輪に傷がつくリスクをグッと軽減できます。

「拭き取りだけでは汚れが落ちない」という場合は、中性洗剤を使用しましょう。ぬるま湯を入れた容器に中性洗剤を少量加え、そこに婚約指輪を浸してください。

そのあと、毛先の柔らかいブラシで指輪を軽く擦り、洗浄していきましょう。最後に汚れを洗い流し、乾いた柔らかい布で水分を拭き取って完了です。購入当時と変わらない美しい光沢が蘇っているはずです。

2つの素材を組み合わせよう!ゴールド×プラチナの婚約指輪

婚約指輪の素材として人気のゴールドとプラチナ、これら2つを組み合わせた婚約指輪(コンビリング)があることをご存じでしょうか。ひとつの素材を使用した指輪よりも個性を演出しやすいので「ほかの人と被らない婚約指輪にしたい」という方にとくにおすすめです。

WATER LILY

WATER LILY

 

WATER LILY(ウォーター リリー)」は、さりげなくあしらわれたピンクゴールドが愛らしい婚約指輪です。まるで王冠のようなシャトン(ダイヤモンドを留める部分)が、ダイヤモンドをしっかり支えつつその輝きを引き立てています。

MAGNOLIA

MAGNOLIA

 

MAGNOLIA(マグノリア)」は、可憐な花びらのように淡く優しいピンクゴールドが目を引く婚約指輪です。ゴールドの黄金、そしてプラチナの白金の両方の輝きを楽しめます。アームが太めなので存在感があり、手元にパッと華を添えます。

婚約指輪の素材にゴールドを選んでみては?

人生で一度きりの贈り物となる婚約指輪。だからこそ、愛する彼女のことを一番に考えて選ぶのがおすすめです。ゴールドにはプラチナに劣らない魅力が多くあり、実用性にも優れているため普段使いしやすくなっています。

彼女に喜んでもらうのはもちろん、常に身に着けてもらうためにも、ゴールドの婚約指輪を選んでみてはいかがでしょうか。

LAZARE DIAMOND(ラザール ダイヤモンド)の婚約指輪の一覧はこちら

 

更新日時:2020.12.16